英語読書日記40(耳読書No.28) Afterwards


Author:Rosamund Lunpton
When: Octorber 16th~ Octorber24th 2013
Category: Mystery
Pages: 432 pages (12 hours and 40 minutes )

Total recommends:★★★★★
Difficulty:★★★☆☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:★★☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★★

ロンドンにある私立学校のスポーツデイの日。校舎から突然爆発音が聞こえ、炎に包まれた。8歳の息子アダムのために訪れていた母グレイスは、同じく学校にアシスタントとして来ていた17歳の長女ジェニーが校舎の中に閉じ込められていることに気が付く。とっさに取った行動は、炎の校舎に娘を助けに行くことだった。

一命は取り留めたものの、気が付くとグレースは脳死状態で、ジェニーは大やけどを負って意識不明の瀕死状態だった。しかし、二人とも魂が抜け出た状態で病院にいた。

火事はなぜ起こったのか?


この作品が2作目にあたるんですが、私は衝撃的だったデビュー作より、この作品の方が断然好きです。
Sister
Sister [ペーパーバック]
これですね。衝撃受けて思わず渡辺由加里さんのブログに伺ってコメントした覚えが(笑)朝日新聞のGlobeで知って手に取りました。だから2作目もある意味「この人のは面白いはず」と思って今度は耳読書で挑戦。イギリス英語聞きたかったし、新しい作品で読みたそうなものがなかったので、これ行きました。(今後何聞こうか・・・(汗)

デビュー作のほうが大当たりだったんですが、テーマが私には重すぎて、読んだ後、感動と言うか、衝撃というか、なんだかラストぶるっと来たのを覚えています。これもある意味すばらしいですが。

これは面白かったです。私がミステリーを楽しむのはめずらしい(笑)

始まりは幽体離脱状態で始まります。「おお?これは映画『ゴーストか』」状態(笑)でもどちらかというと、そっちじゃなくてこっちの雰囲気も確かにある。
The Lovely Bones
The Lovely Bones [ペーパーバック]
ここでブログ書く前に読んでたもの。懐かしい。これは完全に幽霊状態でしたが、このAfterwardsの主人公はまだ臨死状態。病院に体があります。

ここからグレイスの視点で、夫に語りかけるように物語が始まります。容疑者が現れ、話が複雑に絡み合うのはさすがです。ミステリーなので、その謎解きがとても面白いです。

しかし、私がもっと堪能したのは、ミステリー自体ではなく、家族のきずなを描いていたところです。こういうのは弱いです。ミステリーに重点をおくとものたりない方もいるかもしれませんが、私はこういうのが本当に好きです。車の運転中に涙しながら聞いていたおばちゃんは私です。母の立場として子を思う気持ちに感情移入しちゃいました。この人らしい、あっさりした終わり方もよかったです。

英語は簡単でもないけど、超難しいわけでもなかったと思います。イギリス英語で、ちょっと速めな部分もあるかな?ページ数に対して時間が少ないですもんね。こういうのに1級単語は常連なんですが、読み続けると、慣れてくるのもあるのかもしれません。Sisterの方がちょっと難しく感じたのは、2年のスパンがあるからかもしれません。目読書と耳読書の違いもありますね。ミステリーなので、いつもより聞き返しは多くしました。伏線を見落としたくないですからね。ipodは30秒戻れるので、それをうまく利用して何度か聞き返しをして話をクリアにする方法をよくとっています。難易度の高いものと、ミステリーは特に。ヤングアダルト(ティーン向け)は私はかえって話についてけなくなるんですが、ほとんど聞き返ししないです。聞きづらいのは違う原因のような気がする(笑)

これの前にこの本もかなり感動したんですが、
The Husband's Secret
The Husband's Secret [ペーパーバック]
こちらの方がウイットさが上だけど、Afterwardsのほうがミステリー度と、率直な深さがあります。お国柄の違いもあるのかもしれません。イギリスものの方がカラッとした明るさがなかったりもする。(キンセラさんは別ですね(笑)でもあれもカラッとはしてないですね)でも、あの国のお天気のような、よどみぐあいが私は好きだったりします~。

というわけで、このお話も確実にベストに入ったお話でした。こわがりの私がミステリーをベストにいれるのはめずらしいでしょ?感動もします。どなたか読んで欲しいなあ。でもって、またこういうの読みたいなあ。でもこのブログは産声を上げたばかりの読者数も限られるブログなので、声は届かないだろうなあ(笑)