2014年英語読書日記 No.18 (耳読書No.9) The Misbegotten

Author:Katherine Webb
Category:Fiction
Pages:


Total recommends:
★★★★  
Difficulty:
★★★☆☆ 
Story:★★★★ 
Can't-sleep-degree:★★★★  
Romance-packed-degree:★★★☆☆   
Adventure-packed -degree:
☆☆☆☆☆  
Mystery-packed-degree:
★★★★   

お気に入りの作家の一人です。普段はデュアルタイムストーリー(二つの時代を書く話)です。これもいわゆるデュアルタイムとも言えますが、空いている時代が数年。だからヒストリカルといったほうがいいかも。

家族を亡くし、ロンドンで住み込みの家庭教師として働いていた主人公が、出入りの酒問屋を営む男性に見初められて結婚する。男性の住む街に越してきた。ある日、
地元の屋敷に住む貴族の親子とそのメイドは彼女を見て驚愕する。主人公は何年も前に駆け落ちして行方不明になった貴族の婚約者だった女性に瓜二つだったのだ。

メイドの女性も重要な役割を果たします。わたしはかなり面白かったです。 

イギリスの1900年代はじめの濃厚な感じを堪能したければうってつけです。 しかも時代の暗さも滲み出るし、作品が非常に表情豊かだとおもいます。登場人物の情感がうまく描かれているので、非常にドラマチックに話が進みます。

この人を知ったのはもちろん好きな作家ケイト・モートンからです。似たような話をおすすめされるので読み始めました。

ケイト・モートンと比較するとキャサリン・ウェブのほうが情緒的です。 どちらも好きです。どちらもその時代をうまく描いてくれて、まるでその時代にトリップできるような気分でその世界を堪能できます。

タイトルを見て意味がとれなければ、わからないまま読んだほうが楽しめる本です。単語の意味調べない方がミステリーが面白いことを保証します。案外、読了感がさわやかなのもいいです。