The Shape of Mercy


2015年英語読書日記 No.3(耳読書No.3) 267冊目
Author: Susan Meissener
Category: Dual time Story (Fiction)
Print Length: 8hrs 56mins or 336pages
  • Total recommends:★★
    Difficulty: 
    Story:★★  
    Can't-sleep-degree:★★
    Romance-packed-degree:  
    Adventure-packed -degree:☆☆☆
    Mystery-packed-degree: 

アメリカの企業のCEOの娘として育ち、自分のアイデンティティを確立できない大学生のローレン。一人娘の彼女は自分の立場に戸惑い続け、州立大学で英文学を専攻し、寮で普通の大学生として振舞っていた。 

ある日キャンパスの求人欄で手書きの求人情報を見つけたローレン。それはある女性が、先祖から受け継いだ17世紀に遡るある女性の手紙の内容を復刻するアルバイトであった。

もちろんお金には何不自由のない彼女だったが、その手書きの求人情報に惹かれて応募してみた。インタビューに行った時に出会った屋敷の女主人は「これは我が家の女性に代々手渡せれてきた、Mercyと呼ばれる女性が1600年代に書いた手紙。彼女は魔女裁判にかけられて、処刑された女性」と告げられる。有名な「セイラムの魔女裁判」の生きた証拠でもあった。

大学の授業のあと、老人の屋敷に通って手紙を原稿に書き写す日々。 手紙の主、死んで何百年も立つ女性から受け取ったメッセージとは?


この人の作品はこれで2作目です。最初に読んだのは最新作のこれ、
これは心に響きました。なんとも繊細なお話。心に残りました。

気に入ったので、少し前のものですが、audibleを見つけたので聞いてみました。

金持ちさが鼻につくことを気にして過ごすある大学生が主人公。自分は差別はしていないとおもっているが、そのナイーブさに気づく女の子のちょっとした成長物語でもあります。

デュアルタイムと言ってもいい設定で、あと二人女性が登場します。主人公の女性が古い手紙の原稿おこしを手伝うことになったお金持ちの孤独な老人。

そしてその手紙の主である、魔女裁判で死んだ女性マーシー。やっぱりこのタイトル,The Shape of Mercyも掛詞なんだなと思いながら読みました。

何よりも私が面白いなとおもったのは、やっぱり1600年代のマーシーの手紙です。セイラムの魔女裁判アーサー・ミラーで有名ですよね。私は映画「クルーシブル」で知ったんですが、まさにあの世界が展開されます。


クリーシブルとはまた違う視点ですが、摘発者であるアビゲイル、テュテュバ等、実名がでてきてなんともオーセンティックな雰囲気で引き込まれました。頭の中であの時代を思わすような、アーミッシュで見るような服装で暮らす人々の映像が頭を駆け巡ってました。

ピルグリムとして、アメリカ大陸にやってきた信心深い、人々の暮らしに思いを馳せました。その素朴さ、熱心さが生む悲劇。ひとつのヒステリー状態ですね。歴史が絡むとやっぱり面白いです。やっぱり人間より怖いものはないのかも。嫉妬が生む悲劇。

小説を通して歴史を知るのが好きです。なぜかというと、その時代の人物が直接かたりかけてくれる気分になれるから。


さて、なかなか時間が確保できなくて、思ったより英語読書が目でできていません。聞いてばかりですねえ。これも子供のお受験たけなわの時に聞いていました。聴き終わって2週間以上たってしまって、なかなかかけませんでした。忘れないうちに書かないとね。

なかなか更新できないのに、毎日見に来てくださる方がいる。感謝です。

お気に入りの本見つけて下さるといいなあ。

読んでいただきありがとうございました。お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。