2014年英語読書日記 No.1(目読書No.1) I am Malala


Author:Malala Yousafzai
When: January ?~ February 1st 2014 
Category:Biogarphies & Memoirs 

Pages: 272pages

Total recommends:
★★★★★ 
Difficulty:★★☆☆☆
Story:★★★
☆ 
Can't-sleep-degree:★★
☆☆
Romance-packed-degree:
☆☆☆☆☆  
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:
☆☆☆☆☆

こちらのブログを更新するのは久しぶりです。いつも変わらず訪問してくださった方々、ありがとうございます。1月に入ってずっと試験に集中していたので、本は自分に「禁止」してました。

Malalaちゃんが一躍有名になったのは、タリバンの女子教育禁止に対してブログで意見を発信したことからです。その後15歳の時に暗殺を企てられてて銃撃され、瀕死の状態をさまよい、生還してから再び立ち上がってノーベル賞候補にまでなったというすごい女の子です。

さてこの本、前から海外のアマゾンでは短期間だったと思うのですが、ベストセラーに躍り出ていたのを記憶しています。パキスタンの女の子の話でタリバン絡み。タリバンと言えば、
以前にこの本を読んで、かなーり感動はしたものの、 「重い」という気持ちと、タリバン支配下の世界は、女性がかなり虐げられているので、手に取るまでは至っていませんでした。 

でもこの間「クローズアップ現代」でマララちゃんの特集があったのを偶然見て、すぐにポチッとしました。でも試験が近かったので本格的に読み始めたのは試験終了後。

「これ、16歳の少女が書いたの?」というのが最初の感想。インタビューでも、国連のスピーチでも素晴らしい英語を披露してくれてますが、お父さんが先生で、学校を運営していて、女子教育にも心血を注がれている中で育っただけあって、かなり賢い。

でも、少女らしさもたくさん出ていて、「ここ(彼女の村か町)はTwilightのバンパイアが生きる世界より生きにくい場所」とか、「Ugly Bettyをまた見たい」とかいうくだりもあって微笑ましいです。確か彼女が11歳の時にTwilightシリーズを英語で読んでいたと思うのですが、羨ましい限り。もうバイリンガルに近い感じです。

すごいのは、やっぱりタリバンが彼女の村を席巻して、洗脳して支配していく様を詳細に書いていて、やっぱりアフガニスタンの話を彷彿とさせました。パシュート族なので、かなり近い感じでもありますね。

それと、パキスタンという国が彼女の視点から描かれるのですが、その国の成り立ち、歴史、人々の暮らしがたくさんわかってよかったです。パキスタン初の女性首相ブットー女史の話もよく出てきて、(Malalaちゃんが彼女に例えられることも多い)「そういや昔よくニュースで出てたな、この人と、ムシャラフ大統領」と思わずウィキってました。数日前にBBCでブットー首相の息子が政治家になるというインタビューを聞きました。まだ25歳。彼も英語はネイティブスピーカーのようでした。(お母さんは英語の方がうまかったらしい)

一番の盛り上がりはやはり、タリバンの標的となり銃撃を受けた時と後です。死んでいてもおかしくない状態から奇跡の生還を果たすところは、母の気持ちになって何度も目頭が熱くなりました。

彼女が銃撃されたあと、そのニュースは世界中を巡り、彼女にエールがたくさん届きます。有名なアンジェリーナ―・ジョリーはお見舞いの言葉以外にも彼女の教育基金にも寄付をくれたそう。それから、彼女が国連でスピーチした時にまとっている布の一枚は故ブットー首相の遺品で、息子さんたちが彼女の病院に届けてくれたものだそうです。

英語はやさしいんですが、でもそれほど読みやすいとは思いませんでした、理由はパキスタンの地名や人名、言葉が混じるからです。巻末にはそのリストが載っていました。(いちいち見てませんが(汗))
だから思ったより早くは読めませんでした。単語も時折「おお、これ1級単語」というのが平気で出てきます。

本を買おうか、kindleで読もうか一瞬悩んですが、本を選びました。できれば私の生徒の誰かが手に取ることができればいいなあと願いを込めて。教室に本を持って行って見せてあげたら皆「あ!先生その子知ってる!」という子も多かったです。スピーチはそのうち教室で見せてあげようと他の先生と話をしています。

母国で「イギリスで暮らせる切符を手にするために撃たれた」なんてことも言われながらも、いつの日か母国に戻って教育を変えたいという決意も本の中で語っていました。

彼女のメッセージは力強く、しかもピュアです。「ペンは剣よりも強し」を10代で証明した一人としてこれからも力強く、故郷の国のため、特に女子教育のために尽力し、さらには世界の子供の教育を変えていくリーダーの一人になってほしいなと思いました。

過激な思想の凶弾のターゲットにはもうなってほしくないです。

 
私も教育は世界を救うと信じている一人です。