Secrets of a Charmed Life


Author: Susan Meissner
Category: Historical Fiction
Length: 416pages /
 
11 hrs and 26 mins
  • Total recommends:

    Difficulty:

    Story:

    Can't-sleep-degree:

    Romance-packed-degree:

    Adventure-packed -degree:

        • Mystery-packed-degree:

2015年英語読書日記 No.22(耳読書No.17) 
286冊目

静かな感動をぜひ味わってほしいです。母子の絆、姉妹の絆、人間の絆を繊細に描いた作品。
超お勧め

完全に自分が読みたいと思っていた物語でした。ああ、いいお話でした。こういうお話に出会うために私は読書を続けています。読書の旅を続けていると、出会えます。

大好きなこれと、


私の昔の読書日記はコチラ  http://blog.livedoor.jp/angel430/archives/4156463.html
これを

私の昔の読書日記はコチラ http://blog.livedoor.jp/angel430/archives/4262315.html
を合わせたようなお話。


大感動ではないんです、静かな静かな感動をありがとうといいたい。上の要素以外に切なさをもっと加速させているのは、

姉妹というキーワード。

しかも、すれ違いというワザまで駆使されたらお手上げです。

第二次世界大戦のBlitzのお話です。いわゆる大空襲。ロンドンからほとんどの子供が疎開させられたのは有名ですが、映画「ナルニア国物語」でも出てきますね。疎開先のお屋敷のクローゼットの先にナルニアを見つけるという設定でした。

大空襲に備えて15歳と7歳の二人の姉妹が田舎に疎開するんですが、ある事情があって、姉はどうしてもロンドンに戻ろうとします。妹を置いて。

タイトルはSecrets of a Charmed Lifeなんですが、一見、とても裕福で、家族に恵まれ、作家の妻として、自身も画家として成功して、コッツウォルズの屋敷で幸せで穏やかな老後を過ごす女性イザベルのことを示しています。

彼女の94歳の(93歳だったかな?)の誕生日パーティーの日に、自分の論文を書くためにインタビューに訪れたケンドラ。アメリカ人の彼女は1940年のロンドンブリッツをテーマに論文を進めていて、イザベルを紹介されてやってきた。

誰にも語られたことのない彼女の過去。

「私の本当の名前はイザベルではなく、エミリー」となぜイザベルとして生きてきたのか、生きなければならなかったのかを語りはじめます。

いやあ、やられました。これは何度も私は泣きました。ああ、そこでこうくる!と唸りながら。偶然からおとずれる悲劇。話の運びもうまくって、淡々としているのに、次が知りたくて仕方ない、悲しい姉妹の幸せを願わずにはいられない切ない気持ちになりました。

まずは表紙の美しいドレスに一目ぼれしました。あの服ほしいなあ(笑)お気に入り作家でビックベンもついているので、即wishlist入りでした。

それから、舞台の一つがコッツウォルズなんですが、イギリスでも有名な観光地になってますよね。私も2回行きました。一回はNZ人の友人が車で連れてってくれて、2回目は家族で訪れたところです。石の色が他と違って薄いんですよね。ほんとにきれい。また行きたくなりました。

この本は今、目で読んでいる本を終えたら目でもいいから絶対読もうと思っていました。そのうちにaudibleも出たので、前のaudibleが終わった時に迷わず選びました。ナレーションもせつな系の声で雰囲気がすごくよかったです。

英語は読みやすいと思います。後半の日記部分を除いては1人称ではありませんが、あまり大きく話がいったりきたりもしないので、わかりやすかったです。だから、★2つ半ぐらいの3つの難しさだと思います。ほんとはたくさんの人に読んでほしいので、二つにしようと思ったんですが、前にそれをして「難しい」とおっしゃっていた方がいらっしゃったので、3つにしときます。でも挑戦して損をする話ではありません。感動が待っています。

この人の作品は前作
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このお話が初めてだったんですが、この最新作で3作目です。

繊細で重いようで重くない、でも深い、静かな感動をもたらしてくれる作風はまたまた磨きをかけられたように思いました。大人な作者だなあと思います。今は目でヤングアダルトを読んでいるんですが、やっぱり私にはこういう話のほうに心が動いてしまいます。で、こちらを優先して、目が進まなかったりしてます。ヤングアダルトは一つ間違えるとかなり「独りよがり度」が高いですからねえ(笑)だからこそ読みやすいとも言えますが。

人間の悪いところもいいところも、すべてを包み込むような視点で語られるやさしい思いをはらんだお話が大好きな私です。

心洗われる気持ちで、読み終えました。

この本もどうかどなたかが手に取ってぜひ読んでみてほしいと思いました。前には「angelさんのお勧め」と読んでくださってた方も、今は読んでくださってないかなあ。きっと気に入ると思うのですが。どなたか手に取ってくれないかなあ。ひさびさの6つ★。この間は年末のジョディー・ピコーだったんですが、あれは読んでくださってるお友達がいます。うれしいです。

ああ、物語っていいですねえ。またこんなお話に出会えますように。

旅は続きます。この
本の余韻を味わいながら、

読んでいただきありがとうございました。

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