多読の進め方、angelバージョン

じりじり読みに来てくださっている方が増えているので、うれしくて更新なのだ。ほんとうれしいです。ありがとうございます。

最近気が付いたんですが、英語読書が進むにつれて、ヤングアダルトに興味を感じなくなっている自分がいたりします。昔はそんなことより、英語に対して四苦八苦していたので、物語が云々よりも、そちらに気がいっていて、あまり気にならなかったんだろうなあと思います。


日本語で私の中学生の子供が読んでいるものを読むかと聞かれると、答えは「ノー」です。だから、内容を考えるとちょっと無理があるんだなあと思います。たまに好きなのはあります。上橋菜穂子さんとか大人でもいいですよね。

でも、英語読書をするには、やさしめのものを読まなければ先には進めません。徐々にギアを上げていかないと挫折してしまうことも。それか、息切れします。ストーリーが理解できなければ意味ないですからね。

私は子供と一緒に大量に赤ちゃん向けの絵本に始まり、小学生向けの本なども読み聞かせしてきたので、そのあと多読を始めた時にGraded Readers、語彙を限定して短く編集しなおした学習者向けの本も、あまり違和感なく大量に読みました。

正確に数えていませんが、子供の英語育児で読んだり、Graded Readersも自分で買った分、図書室で借りた分を合わせると、300冊以上だと思います。

そのあとにファンタジーやヤングアダルトという、セオリー通りに英語読書を続けてきました。今読書日記で載せている「287冊目」という冊数はいわゆる原書で読んだ数です。だから、冊数にするとすでに600冊は読んでいる計算になります。もっとかなあ。よくわかりません。

本を読んでいただけでなく、英検1級の語彙や勉強も並行していたので、1級後はしばらくヤングアダルト中心に進みながら、結構短いスパンで大人向けの小説に移行できたと思います。テコ入れするつもりもあって、1級は去年もまた受けました。またおぼろげな単語がクリアになって一段と読みやすくなりました。

大人の人が英語読書しようとすると、みなさん、口々に「子供向けのは面白くない」といわれます。それは当然ですよね。

でも、日本人が10年以上日本語を習得しないと大人向けの小説が理解できないのと同じで、英語も同じ。そこで、ひっかかるのではないかと思います。

土台がない上に読むと苦しいのは当然です。私は幸運にも子供の英語という目的でそこをクリアしていただけです。

そういう意味では洋書というのは、今の日本語ネイティブスピーカーが求める「6年で使える英語を」というコンセプトには程遠いんだろうなあと思います。

近道がないから。

さっきも書いたんですが、ヤングアダルトの英語は作者によって、「ちゃんとした英語」を意識してかいてくれている場合も多いと思います。読者が10代の子たちだから。だからかえって硬い英語だったりもします。もちろんそうでないのもあります。若者言葉や、略語のオンパレードも多い。

学校英語でいきなり英語の小説を読めるようにはならないと思います。英語の本をそれこそ何冊も読んでその量からくる慣れで進歩していくしかない。日本語と同じ。

今の状態に至るまで、10年はかかりました。これを長いと思うか、短いと思うか。

ある程度短くするのは可能だと思います。語彙力をつけると一気に読みやすさが上がります。多読のセオリーだけじゃなくても、並行して語彙力をつければ難しいものも読める日が近くなると思います。

それと、電子書籍の場合は、ついている辞書機能をうまく使っていいと思います。これは前にも書きましたね。1ページに調べる数が多すぎるのはあまりよくないですが、辞書はストレスがたまらなければ、引いてもいいと私は思っています。引く量が多くて、全部引いてもストーリーが描けなければ、まだ読むには早いというだけです。

多読では例えば本文にpneumoniaという英語が出てきて、その前後の「風邪が長引くのでおかしいと思っていた」「咳がおかしい」という前後で日本語を介さずに「風邪よりひどい咳の出る病気」=pneumonia(肺炎)という英語を英語で理解する能力を培ってくれます。これは英語を習得するうえで非常に有用な力です。それも大事だと思います。ただ、時間がかかるというだけです。

あと、物語を読むのと、試験で出てくる試験問題の英語とは読み方が違うと思います。違う意見の人もいるとは思いますが、私の場合はそうです。

audibleもそうですが、小説を読むことはイメージする力を養っています。一字一句を的確に日本語にする力とはちがうもの。だから、論文を的確に読める力とまた別のような気がします。

両方できるのがもちろんいいんですがね。どちらにしろある一定の量と時間が必要なので、楽しみながらするっていうのがいいと思います。

読み終わったヤングアダルトが苦しくて、読書日記書き始めてスピンオフしてしまいました。

500冊を目標にしてるんですが、本読んでるだけじゃないので、なかなか苦しいです。でも楽しみながらでもあるので、頑張れます。試験のしんどさと違って、読書のしんどさは小さなしんどさも、すべて蓄積されて喜びに変わるのが好きです。

旅は続くのだ。

読んでいただきありがとうございました。

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