The Winter Rose

The Winter RoseThe Winter Rose
The Winter Rose [Kindle版]
Author: Jennifer Donnelly
Category: Historical Fiction
Length: 720 pages / 34 hours
  • Total recommends:★★★★★★
    Difficulty:
    ☆ 
    Story:

    Can't-sleep-degree:

    Romance-packed-degree:

    Adventure-packed -degree:

        • Mystery-packed-degree:


    2015年英語読書日記 No.25(耳読書No.18) 289冊目

    これも今年のベストに入ります。もちろん現時点でヒストリカルロマンス今年のナンバー1!

    500ページを超えると、目で読む時間があまり確保できない日々なので、読むのに勇気がいります。これは720ページ。何年もwishlistに入っていたんですが、たまたまaudible化されてるのを発見。34時間あるので、これまた勇気がいりました。でも、このところ、audibleを聞きすぎて、年間クレジットがあと残り少ないんです。更新するとまとまったお金が必要なので(これでも一応主婦なので気を遣うのです)しばらく持つものをと思って、ポチッとしました。

    ところがどっこい。★いくつもつけました。今まで相当読んだつもりですが、ここまで波乱万丈なシリーズ結構すくないです。しかもファンタジーとかじゃないから、主人公たちが自ら危機を切り抜けていく。その危機がたいていは人間のエゴからくるものとくると一筋縄じゃあいかないところに面白さがあります。

    王道を行くヒストリカルフィクション。ロマンスです。

    消化不良になるほどドラマチック。 寝不足になりました。最後は夜中3時まできいて、まだ終わらないから朝早く起きてベッドで聞き終わりました。3週間ぐらいの予定を2週間で聞くという暴挙に走ってしまいました。1日2時間半ぐらい平均で聞くという・・・。いやね、私はこれ以外にもニュースを英語で聞いているので、この2週間のリスニング時間はちょっと異様だったわけです。

    これは1巻があるんです。これ。

    私の読書日記はコチラ http://blog.livedoor.jp/angel430/archives/3791062.html

    ★五つ半です。今考えたら6つぐらいにしてもよかったかも。

    1巻の主人公が今度は脇役なんですが、けっこう出てきます。こんどの主人公は1巻のヒロインだったフィオナの行方不明だった兄チャーリーと恋に落ちるインディア。彼女は当時ではかなり珍しかった女医さんです。

    ビクトリア女王からエドワード王の時代なので、イギリス帝国主義の時代です。だから、舞台はイギリス、ロンドンの下町、郊外の貴族の館、そして、1巻ではアメリカが焦点になっていたんですが、今回はアフリカ。その舞台の設定もうまい。ロンドンの労働者階級がひしめき合って住むホワイトチャペルで貴族出身のヒロインインディアが、暮らしに困る女性と子供たちのために奔走します。当時のひどい暮らしの描写もうまい。歴史もよく調べていると思います。今のイギリスの医療制度の楚、原型となるようなエピソードや、労働者階級の台頭尾も描かれていて話に厚みが加わっています。

    とにかくよくもまあここまでドラマチックに書けるもんだと舌をまくこと数十回。これでもか、これでもかと危機が訪れて、切り抜けていく熱い熱い話に仕上がっています。後半はもう止まらなくて、ほんとに夜を徹して聞いたみたいな(笑)

    ドラマチックさはドラマ化されている「Outlander」に引けを取らないと思います。時代が違うので、まったく感じは違いますが、こちらのヒロインのほうが私は好みです。骨太です。

    話はスキがないほど濃いです。軽さはまったくないと思います。時代を反映してか、悪役は悪役らしくてほんとうに憎たらしいほど主人公たちを最後まで苦しめます。悪役を徹底的に描き切っているのもこのお話をとても厚くすることに成功しているんだなあと思いながら聞きました。

    英語は会話文も多いし、基本ロマンスなので大丈夫だと思います。難しさよりも先に読みたい気持ちに走るのは1巻でも同じでした。1巻も実はaudibleで聞きたかったと思っていたんですが、当時はまだ出ていませんでした。だから今回は大満足。

    なぜかというと、これもコックニー訛りをはじめとする数種のイギリス英語の方言で語られるからです。一番聞き取りにくいのは、よみにくかったのと同様コックニーです。訛りのあるのはやっぱり耳で聞いたほうが面白いかも。これもaudibleで聞くとかなり盛り上がると私は思いました。

    ああ、ドラマチック大好き。聞き終わるのが惜しい話に出会えると本当にうれしいです。

    これの続きはまだaudibleが出ていないようなので、しばらく待ってみよう。

    蛇足ですが、コンピュータをリカバリーしないといけないかもという事態に陥っております。これを打つのもへんなポップアップ広告に邪魔されてなかなかできないです(涙)せめて耳だけは感動してよかったです。

    読んでいただきありがとうございました。

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