すぐに役に立たないこと

本来は本家ブログで書くようなこと読書ブログで書いてます。理由は試験たけなわで、「試験」に受かるためのノウハウを求めるひとがたくさん来られているので、これはこちらで書くべきかなと思って。

「すぐに役に立つことはすぐに役に立たなくなる」

この間の天声人語で読んだ言葉です。

銀の匙」で有名な先生がおっしゃっていた言葉だそうです。 元灘中学、高校の先生ですね。1冊の本を1年間かけて授業されることで有名でした。

資格はすぐに役に立ちますね。履歴書に書くとハクがつく。私も今の仕事は年齢がいっている割には、履歴書の飾りである資格と、経験を買われて今までの仕事を手に入れてきました。毎年履歴書書くので、資格は即効性があります。

一方で読書は履歴書に書くようなことじゃない。 

読書はふとした時に引き出しからその知識が湧いて出てくる感じです。その蓄積は資格より見えないし、効果ももっと見えません。

私はちょっと前に英検1級を再受験しました。

英語力をもう一度オーバーホールする意味もあってね。試験があると勉強するのは事実です。試験用の勉強しないと受からないから、読書を抑えて試験用の準備をしました。

で、受かった後。また感じます。

またうけないといけないのかな。

天声人語を読んだときに、まさに「すぐに役に立つけど、すぐに役に立たなくなる」と試験に対して思いました。

点数を追い求めるのと、読書を続けるのと、両方を両立するのは難しい。

読書はすぐに役に立たないので地味です。

読書をしたり、映画を見て感動したり、感心したり。その貯金はすぐには役に立たないけど、

すごく役に立つと感じています。もしくは「役に立つ」と思って読むほうがおかしいかも。

もう何度も書いたけど、人生を豊かにしてくれました。競争では得られない深さを与えてくれます。

この間読んだYA小説を読んだ後は、なんだか子供にやさしくなれた自分がいたし。心が痛くなる小説に出会うと、じぶんのちっぽけな自尊心をばかばかしく思えて心が軽くなったり。心をやわらかくしてくれたり。経験できないような想像の世界に誘ってくれたり。

すぐに役に立たないことを教えてくれる先生は少ないです。「世界に通用する国際人の養成」「理系の養成」とさらに無駄なことと判断がたくさんなされるなかでは、そんな先生も少なくなるのは当然。いかに論理的な論文を書いて、要領がよくて、交渉力があってと重点が変わってきてます。そうじゃなければ人生の成功者じゃないみたいな。

感動するようなことは後回し。思いやりを育てるのもそれじゃ後回しになっちゃうなあ。なんだか殺伐としてるなと思うのは私だけかな。

私は英語の教師だけど、それができているかと問われると、まだまだだなと思います。

心の核を作ってくれるひとつの方法である読書をこよなく愛することができてうれしい。不器用でもいいじゃん。

自分の口から何かを必死で伝えようとするときに、自分が培った感動が動き出す。

それをなかなか形にできなくても違う形でも誰かに伝わった一瞬が宝物です。それは私の生徒達でも、読んでくださるあなたでも。

なんだかつぶやきでした。

読書は30時間超えの超大作を聞いているのと、仕事で手があかないので目でも読書ができないので、UPできないです(涙)で、お仕事飽きてきてブログ書いてますね(汗)終わったらドラマ見たいしな。やること多すぎで困ります。とりあえず、仕事に戻ります(涙)

読んでいただきありがとうございました。

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