Edge of Eternity

Author: Ken Follett
Category: Historical Fiction
Length: 1120 pages /36 hours and 55 minutes

Total recommends: 
★★★☆☆
Difficulty: 
★★★☆☆
Story:
★★★☆☆
Can't-sleep-degree:★★
☆☆
Romance-packed-degree:
★★☆☆
Mystery-packed-degree:
☆☆

2015年英語読書日記 No.33(耳読書No.24)297冊目

ケン・フォレット先生と学ぶ世界史ー近代・冷戦編ー 講義終了

ってな気分です。1000ページを超える大作。しかもこれは3部作の最終巻なので全容を知ろうと思ったら、3000ページ近く(めんどうなので数えてませんがね)を読まないとわからないんですよねえ。あ、でもどこで終わっても大丈夫ですがね。歴史だし。audiobleだと4つのパートに分かれていて、各パート9時間ぐらいです。普通の小説の3倍から4倍近くになります。ぜいぜい。登場人物の把握に最初の9時間は大忙しです。「これは誰の孫だ?」と1巻と2巻を思い出しながら進みました。ややこしいのはジェフリーアーチャーの本とちょっと似てるところもあるのでこんがらがったこともありました(笑)最後にはちゃんと区画整理はできました。やれやれ。

3巻は冷戦に始まり、冷戦の終結までを描いていて、80年代ぐらいになってくると、その時代でニュースで記憶にある私にとっては(おばちゃんなのはばれてますかね)途中からは結構身近なことに感じて、あまり興味がわいてなかったので、急いでよまなくてもいいやと思っていました。歴史は好きなんですが、近代史はあんまり興味がなかったんです。1巻ぐらいまでが興味の対象です。

ちょっとよこしまな理由なんですが、これを手に取ったのは、audibleのクレジットがもうすぐ終わりで残り少なくなったから。だから間が持つこの36時間ものに。会員価格なので、何を買っても同じ値段。長い作品のほうがお得感があります。これはトリロジーの2巻までは読んでるので登場人物たちの行く末も気になりましたし。

でも異様に長いのを除けば読んでよかったと思います。ほんとにへたな世界史の概論聞くより頭に入るかもしれません。なにせ世界にちりばめられた登場人物がケネディ暗殺やキング牧師の暗殺や、歴史で起きた事件を目撃する形ですから、なかなか印象的です。物語の力はやっぱりすごいなあと思いました。

1巻から始まってロシア、イギリス、アメリカ、ドイツの一家の視点を通して世界の変遷を眺めていく形です。ロシアではロシア革命ロシア帝国の崩壊からソビエト連邦へ。そしてゴルバチョフ政権からソ連崩壊直前までを描き、イギリスでは階級制度の崩壊、そしてドイツとの戦争。ドイツでは第一次世界大戦の敗戦、ナチスの台頭から戦争を経て国家分断、そして壁の解放。アメリカでは国連誕生に始まり、公民権運動、ベトナム戦争キューバ危機、ケネディ大統領、ケネディ上院議員キング牧師暗殺、ウォーターゲート事件、そして最後に初の黒人大統領誕生までを、突っ走て行きます。書き漏れたものもいろいろあると思いますが、ご容赦を。

これ読んだだけでアメリカとヨーロッパのざっとした概要がわかるかも。

ちょっとなあと思ったのは、歴史上の人物が、近代史なのでなまなますぎる点です。ケネディ大統領のベッドシーンや、ソビエトの歴代書記長のセリフも出てきます。まあだからこそわかりやすいのかもしれませんがね。あくまでケン・フォレットの視点で、キャピタリズムびいきであることは仕方ないと思います。でもすごいのはそこに目撃者をおいて、その登場人物たちを絡めて、どこかで出会っていたり、つながりを作っている点は感心しました。

たとえば、ロシアの主人公の兄弟が一人はソ連誕生の貢献者で、一人はロシア時代にアメリカに逃れて悪党ではあるものの、成功してその子供が今度はイギリスの主人公の子供と結婚したり、とどこかで子供か孫か絡むんです。そのドラマはフィクションらしくて楽しめました。3巻はイギリスが舞台の中心じゃなくてアメリカがやっぱり世界の中心なので、そこに焦点があります。時代が変遷するごとに、人種問題や、男女関係にも変化があります。離婚など、主人公たちがそれぞれにそれを経験していきます。

スケールは大きいです。かなり書きこんでいる感じもありますが、時代を走っていく感じなので細やかな印象は受けませんでした。いままでもよんだことのあるフォレットの作品という同じ印象です。

さて、長いお話のあとは普通の長さのものにします。今度は確かサスペンス。

最近ふと思うんですが、映画見てて、どうも耳読書が映画の理解度に貢献しているかもと思いました。もしくは大量のpodcastの英語漬け。軍配はaudibleです。物語の筋を全体を眺めるように把握していくので、長いのに耐える力がついている?どうなんでしょうか。

audibleは数年前に1年で目と耳で100冊読んだときに、即効力はないと結論づけました。

その時の結論は今でも同じです。

もしかして今頃効いてきてるのかもしれません。

どちらにしろ思いのままに読みたい本を読んで聞いていくのみです。最近は映画も見てるのでますます趣味に走っています。

英語で知るがテーマです。入ったら最後、なかなか出てこれてません(笑)

よければ一緒に楽しみませんか?

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。