Without a Trace


Author: Lesley Pearse
Category: Mystery fiction
Length: 409pages / 12hrs and 12mins

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★☆☆
Romance-packed-degree:
★★★
Mystery-packed-degree:
★★★

2015年英語読書日記 No.36(耳読書No.26)300冊目

イギリス旅行中に、やたらに駅のポスターで見たこの作家の作品。「Lesley Pearseって有名なのね」という印象を受けました。でもアメリカアマゾンとかではそれほど聞かないし、audibleも出てませんでした。でも、たまたま新作をaudible見つけたのでチャレンジ。

イギリスの地方の町の雑貨屋の娘として家業を手伝う25歳のモリー。暴君の父親に苦しむ母とともに暴力に耐える毎日だった。彼女の町に数年前に突然やってきたキャシィと娘のペタル。町はずれの農家から家を借り暮らし始めた。娘のぺタルは当時ではめずらしい肌が褐色の子供だった。多くの町の人たちが疎遠にする中、モリーはキャシイとペタルと親しくなる。そしてエリザベス女王戴冠式の日、ある事件が起きる。

ミステリー仕立てのフィクションです。話は謎があって、主人公がいろんな試練を乗り越えて犯人を見つけるという筋です。

面白いのは面白いんですが、聴いていてなぜかフレッシュな感じは受けませんでした。最初は1950年代の話だからかと思っていたんですが、途中で自分の中で思ったのは、

発想がちょっと昔。という印象です。もしかして作家の年齢なのかとおもったら。それもあるかもと思いました。

イギリスでたくさんの人に読まれている作家のひとり。今は70代とのことなので、私が感じた古さはそれもあるのかもしれません。すみません。アメリカで言うダニエル・スティールのような位置にいるのかなあ。きっと作家と同年代か、40代~60代の人が読むのかもしれません。私はその層なんですがね(笑)ひねりを感じませんでした。

いくつかけっこう意表をつくどんでん返しがあるんですが、私にはあまりしっくりきませんでした。そのエピソードは必要あるのかなあとも思っちゃた。それと犯人の設定がちょっと安易かなあ。それも昔っぽいと思いました。

でもそつがないのは、ベテランのなせる業なんだろうなあ。当時ではちょっと行き遅れとおもっている25歳の女性がある事件をきっかけに彼女の人生にも転機が訪れるという筋で、心清らかで、いじわるを受けながらも、
その人の好さゆえに助けてくれる人がいて、再出発できる。

安定したお話という感じです。読みやすいし、イギリスっぽさは満喫できます。イギリスの世界大戦前後の話はよく読む私ですが、この時代は初めてかも。

次はミステリーにしようかとおもったんですが、耳ではロマンスにしました。映画化されてて、映画もよさそうなんですが、この人のお話は原作と映画がちょっと違ったりもしたので、まずはかなり好評な原作を聞いてみようと思います。

最近はaudibleが充実してきて新作は一緒に発売のものも増えてきました。特に新作はaudibleは会員価格で一定の金額なので、読むバージョンより安く手に入ることになります。新作は高い。アメリカでも「本を聴く」ことが定着してきてるじゃないかなという印象です。

audibleは日本人のもとめる「テストで点が取れるリスニング力」にはなかなかつながりにくいと私は思っています。もう何度も書いていますが、その時は100冊読書だけに力をそそぎながら、試験を受けてました。耳で50冊、目で50冊。

でも、時間をかけて聴き続けることが力にならないわけがないのも今になって思います。瞬発力ではない力の蓄積。

なによりも楽しいのがいいです。

夏休みに入って読書にかける時間が逆にとりにくいこともあるんですが、楽しみながら読書したいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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