The Quality of Silence

Author: Rosamund Lupton
Category: Mystery 

Length:  352 pages 

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★
Can't-sleep-degree:
★★☆☆ 
Romance-packed-degree:☆☆☆☆ 
Mystery-packed-degree:
★★☆ 

2015年英語読書日記 No.46(目読書No.12)310冊目 

この著者の作品はいままでこれ以外に2冊読みました。この作家も好きです。どれも女性が主人公のミステリー仕立てですが、どれも母と子に焦点が置かれています。ミステリーというよりフィクションのジャンルともとれます。自分は女性で、子供がいるので、母と子の話に惹かれます。あらすじの最初だけ書きますね。

アラスカの自然を撮り続けるカメラマンの夫が現地で行方不明になってしまった。取るものもとりあえず小さな娘を連れてイギリスからアラスカに向かった主人公。娘は耳が不自由で、片時も離すことはできない。現地は猛吹雪で、捜索も困難な状態。そこで起こっていたことは、アラスカで暮らす現地の人々の謎の集団死亡だった。死体はすべて火災で焼かれてその中に夫がいるのかわからない。

しかし、妻は夫の死亡を認めず、警察を頼らず娘と二人夫を探しに吹雪の嵐の中へと旅立った。果たして夫は生きているのか。

アラスカという舞台がまず気に入りました。それにタイトルもいい。そして小学生の娘が「無音の世界」で生きている。アラスカの星空、自然、雪と音のない世界という掛け合わせ、そしてミステリー。このお話も白い息が見えるような感じです。自然と常に向かい合わせなので、淡々として透明感もある。こういうのは好きです。

謎が出てきてそれが徐々に明らかになるのも面白かったです。ミステリー単体として見るなら物足りないかもしれないけど、夫婦、親子の絆を描いてあるので、私にはたくさんの殺人事件が起こって残酷よりもこちらのほうが好みでもあります。

何と言っても私が好きなのは、少女の視点で語られるシーンが好きでした。1つの舞台で、淡々ともしているので、単調になりがちなところを、語り部をかえることで、飽きがこないです。謎の解き方もなかなかおもしろかったです。

英語は会話文も多いし、舞台が自然の中で、登場人物も少ないので、語り手が母親と娘の交互に替わるのにさえ慣れれば難しいほうではないと思います。語彙は簡単じゃない語も出てきますが、名詞が多いので辞書機能がついていればそれほど苦にならないとも思いました。ページも352ページと長くないのもいいと思います。

この著者はデビュー作で一躍有名になりました。これ、
これはラストまで不気味さもあってなかなかでした。これも寒さが見える感じです。

その次はこれ、
これは幽体離脱もの。いやホント(笑)これは夏のお盆時期って感じですかね。

作品を追うにしたがって、鋭さから柔らかさも出ているような気もします。英語が簡単とも言い難いですが、いったん物語に入ることができれば、知的さも、抑えたエモーショナルな面もあって面白い作品たちだと思います。

今年はなかなか目で読める時間を確保しにくいので、隙間で聴いて行く耳読書が中心です。この作品はaudibleがなかったので、目で読みました。目ではそうたくさんは読めてないんですが、来年はもう少し読みたいなあと思っています。どうなるかなあ。

このところはaudibleがあればそのほうが早いので、audibleで聴くことが多くなってきました。3:1の割合で耳で聴くことが多い。時間と目の疲れもあります。紙ベースのマスマーケット物は安くても絶対手に取らなくなりました(笑)でもまだ規制があって、audible自体があっても手に入らないものもあります。TPPで緩和されたらそれもなくなるのかしら。

もう、ずいぶん前から気が付いてるんですが、耳で聞くほうが楽な自分もいます。これも膨大な慣れなのかなあと自分では思っています。今年はすでに30作以上耳で聞いてますしね。今年は耳だけできりよく50作品いくかなあ。いや、無理はやめときます。時々超大作もいれてるし。そうやって自分の首は締めないほうがいい(笑)他のことしながらだとちょっと苦しいですしね。

本だけ読める環境に憧れる私です。

読んでいただきありがとうございました。

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