Circling the Sun

Author: Paula McLain 
Category: Historical fiction

Length:  384pages 

Total recommends: 
★★★
Difficulty: 
★★☆☆ 
Story:
★★★☆
Can't-sleep-degree:
★★☆☆☆
Romance-packed-degree:★★☆ 
Mystery-packed-degree:
☆☆☆☆

2015年英語読書日記 No.47(耳読書No.33)311冊目 

これは実在の女性を描いた作品です。アフリカのケニアで育ったあるイギリス人女性の半生。1900年代初めに、競馬の馬の調教師、騎手として活躍し、飛行機乗りとしても活躍した彼女。そんな女性が当時いたんだとびっくりしますね。エドワード王の時代です。

描写がすごくよくて、ドラマを見ているような感じでした。登場するキャラクターもしっかりと書き込んであって、自分の中で俳優さん達が動いて演技しているのを頭に浮かべながら聞きました。私はこの時代前後の話や映画に親しみを感じているので、まったく違和感ありませんでした。これは映画化されるかもと思わせるような設定です。

しかし、びっくりしたと書きましたが、時代の先を行き過ぎていたために、こういう人生を送ったんだなあと思わざるを得ない強い女性です。

実在の女性のお話なので、作家の人の想像を膨らませて書いているにしても、作りばなしのようには響かないうまさがありました。

この作家はこのお話で注目されたみたいです。
私はこれは読んでいないんですが、今回のCircling the Sunはアフリカが舞台だと聞いて、

ポチッとしました。ケニアが舞台で時代としては、同じぐらいの時代設定のこの作品を思い出しました。
これはロンドンとケニアだったと思います。大英帝国が繁栄の陰りがそろそろ見え隠れする時期。アフリカ開拓に必死になっている時でもあります。

当時イギリス人がケニアにこれほどの社会を作って生活していたんだと、改めて知れて興味深かったです。

面白かったのは、実在したイギリスのロイヤルファミリーも登場したことです。主人公と仲良くなった皇太子。

このThe Circling the Sunのヒロインは他のヒロインとまた違います。強さの後ろにすごく陰りがあります。読者がそうあってほしいという像というよりは、時に苦しみ、あきらめ、時に理不尽なこともし、好きなことを突き詰めて行く。当時は相当、はたから勝手な人物にきっと映っただろうけど、実在の自分だからゆえにその陰りが感じられたのではないかとも思いました。

作者があとがきに少しこの女性について語っている部分もありました。私は初めてそこでこのヒロインが実在の人物だと知りました。で物語がすごく腑に落ちました。

読んでからしばらくたつので、なかなか言葉が出てこないですねえ。書いているうちに物語が映像とともに出てきました。暑い暑い国の物語。

読書日記がたまっています。すこしずつ書き始めたらまた読んでくださる人が少し出てきて嬉しいです。

次は心温まるキュートはヒューマンドラマです。

読んでいただきありがとうございました。

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