The Daughter of Time


Author: Josephine Tey
Category: Mytery (based on history)

Length:  224pages

Total recommends:
★★☆☆ 
Difficulty: 
★★★☆ 
Story:
★★★☆
Can't-sleep-degree:
★★☆☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆ 
Mystery-packed-degree:
★★★☆☆

2015年英語読書日記 No.50(目読書No.13)314冊目   

これは完全に自分の趣味で読みました。もともとプランタジネット朝の話はこのところのマイブームなので、リチャード三世を扱っていると聞いて、即ダウンロードしました。教えてくださったお友達に感謝です。

しかし、プランタジネットを扱っているとはいえ、舞台は現代で(というかもう60年以上前)、主人公は刑事さん。骨折して入院する羽目になった刑事さんが、あまりにも暇な毎日の入院生活で、たまたま目にしたリチャード3世の肖像画を見てあることに気が付きます。

「この王は稀代の極悪王として有名だけど、この人相は決して悪人ではない」

リチャード3世は兄王が急逝した後、甥である跡継ぎの息子たちをロンドン塔に監禁し、人知れず彼らを殺したということで有名でした。ボズワースの戦いで、赤薔薇率いるランカスター家の末裔ヘンリー7世と戦って、殺された人物です。

「歴史は勝者によって作られる」ということを実際に、ミステリーを解明するように解いていくお話です。

これは、もともとばら戦争や、それにまつわる人物の相関がわかっていないとわかりにくいかもしれません。でも、私はすでによく知っているので、逆に新鮮さがありませんでした。残念。

何も知らずに読んだらかなり興奮したかも。当時はこの「リチャード3世は悪王ではなく、実は善王だった」という仮説はかなりセンセーショナルだったようです。ヘンリー8世のワルを押しのけてなぜ悪なのか、ほんと、歴史は作られているんだなあと思いました。

お話も 1951年のものなので、かなり堅い印象です。

英語もやっぱりかなり堅い感じでした。言い回しも今の小説とは違う印象です。だからちょっと難しめレベルかなあと思いながら読みました。語彙が難しいというか、聞きなれないものも多かったです。ストーリーが追えないほどではないです。

リチャード3世の骨が数年前発見されて、また注目を浴びたこの王様。この間ちゃんとお葬式もしてもらっていましたね。ニュースで聞きました。ヨークに行くと、なぜかMonk barの中にリチャード3世の小さな博物館があります。前回訪れたときに中に入りたかったんですが、子供が興味を示してくれず、いけませんでした。行けばよかった。

左がYorkのMonk barで、中に蝋人形が入り口にあります。
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これを見てまた子供が行きたがっています。今度はいつ行けるかなあ。

確かこれを読みかけで、試験前に突入したような。ですので、1日で読めるだろうとたかをくくっていた割に時間がかかりました。読む時間が確保できませんでした。短い、イコール簡単とは言えないものの例かも。イアン・マキューアンのようですね。

さて次はいつも新作が出るたびに飛びつく作家さんです。今回は初めてaudibleで聴きました。

読んでいただきありがとうございました。

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