The Lake House

Author: Kate Morton
Category: Dual time ( Mystery )

Length:  608pages / 
21 hrs and 24 mins

Total recommends:
★★★★ 
Difficulty: 
★★★☆ 
Story:
★★★★
Can't-sleep-degree:
★★★☆☆
Romance-packed-degree:★★☆ 
Mystery-packed-degree:
★★★★☆

2015年英語読書日記 No.51(耳読書No.36)315冊目   

久々のケイト・モートン。この著者の作品は全部制覇していて(多分)今は作品が出るたびに読んでいます。今回はほぼ同時にaudibleも発売したので、そちらで挑戦。ちょっと語彙が難しめの作家さんですが、長いのでやっぱり耳で聞いたほうが速く読み終わります。それに会員の私にとってはそのほうが安いというのもあります。最近新作高くって手が出ません。audibleを先行予約して、21時間もあるのに、発売日から聞き始めて6日で聴き終わってしましました。書くのが随分後になってますね。忙しくて追いついてないです。

この人の作品はデュアルタイムであることと、表現力の豊かさにも特徴があると思うのですが、それにもう一つ面白くしているのが、

ミステリー仕立てだということです。この作品は他の作品よりもミステリー色が濃いです。あ、ちょっと長いのが玉に瑕ですがね。

でも語彙も長さも全然気にならなかったです。ケイトワールドにどっぷりつかりました。

舞台はコーンウォール。1933年のある夏の日、たくさんの客でにぎわう屋敷で、屋敷の主の1歳の一人息子が忽然と姿を消した。行方不明になったまま、一家はロンドンの家に行ってしまい戻らなくなった。

70年後の現在、仕事の休暇を取って祖父の家に滞在していた刑事のセイディが、犬の散歩中に廃墟と化した屋敷に遭遇し、70年前の事件を知る。未解決の事件に興味をもったセイディは独自に事件を調べ始める。まず連絡をとろうと試みたのが、当時を知る数少ない人物で、行方不明になった赤ちゃんと15歳離れた姉である有名なミステリー作家のアリスだった。

赤ちゃんは死んだのか、遺体はどこにあるのか。70年前の真相が徐々に明らかになっていく。

イギリスの田舎に静かに佇むお屋敷、過去に埋もれた真実。この人の定番なんですが、最初からワクワク。そして今回は熟した感があって、次々と話が展開します。それも一筋縄ではいかなくて、誤解もからめて、いろんな謎がひも解かれていきます。

相変わらずやっぱり複雑な意図が巧妙に織り込まれています。でもこれが一番軽さもあるかもしれません。テンポも上がった感じです。意外などんでん返しも私は途中でわかりましたが、それでもいいのよケイトちゃん。とにかく読みたくてあっというまに終わっちゃいました。

この人の作品で一番好きなのがこれ、何度も紹介しています。
これが彼女の作品の中で初めて読んだものですが、kindleでもなく、まだ1級を合格したてで読んで、辞書を片手に寝る間も惜しんで読みました。後で見たら5日で読んでました。衝撃的でした。あまりに感動してブログで紹介されていた有名な渡辺さんにお礼メールを送ったほどです。著者ご本人にファンレター書けばよかった。いまだのこの作品は全部読んだ英語読書の中でもランキングに入るほどです。

著者の作品の中で、これの次に今回の作品が好きです。理由は簡単。

子供がテーマだからです。子供をめぐるお話をこの人が書くと、それはもう何重にも巻いたような、しかもさりげない、じわじわと湧いてくるような母の愛情を感じるからです。その場だけでなく、あとからもじわっときます。

英語はこれだけaudibleなので、比較のしようがないですが、ナレーションがオーストラリア人で、すごく聞きやすいです。ケイト・モートンの他の作品や、”The Husband's Secret"のリアイン・モリアーティの作品も読んでます。いろんな方言も演じ分けていてすごく聞きやすいので、ストレスがありませんでした。

語彙はやっぱり難しめであることは否めないのと、あっさりした感じもあるけど、内容が濃い、人によっては「ここまで細かくなくても」と思う人もいるかもしれません。非常に緻密なところもあります。景色の描写、人物の掘り下げもとことん書ききる感じです。でもやらしさもないんですよね。上手いなあと思います。

お気に入りの作家の作品。また来年か再来年までさようならです。

次はヤングアダルト。頂いたものを聴いてみました。なんとか今年中に今年のものに追いつきたいです。頑張るぞー。

読んでいただきありがとうございました。

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