Brooklyn


Author:Colm Toibin
Category: Historical Fiction
Length:  272 pages 

Total recommends:★★★☆
Difficulty: ★★☆☆☆

Story:
★★★★
Can't-sleep-degree:
★★☆☆☆
Romance-packed-degree:★★☆☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆


2016年英語読書日記 No.7(目書No.3)331冊目 

前回のブログから打って変わって(笑)文学読んでました。

これは、英語読書つながりでよく行き来させてもらっている方が「angelさんもしかして今これ読んでる?」と教えてくださったものです。その時は違うの読んでいて、そのうちに映画化されてるとわかり、じゃあ次にとこの作品を読み始めました。読んでるうちにアカデミー賞にもノミネートされていると知りました。教えてくださり感謝です。

最初はアイルランド訛り聞きたくて、audibleにしようとサンプル聞いたら、「これ?英語?こんなにアイリッシュ訛りが聞きにくいわけないでえ。アイリッシュ?」いや、オランダ語でした。オランダ語のaudibleしかなかった。デンマーク語だったかなあ。しかし、びっくりした。ヨーロッパで評価が高そうですね。ドイツ語の翻訳も見ました。

audibleがなかったので、結局、目で読むことにいました。後で見たら、ブッカー賞にもノミネートされ、コスタノベル賞という賞も受賞している作品。うなずけます。文学読んだという感覚を味わせてもらいました。

これは英語学習として読むというよりは作品を味わう作品だなあと思いながら読みました。ページターナーとかではなく、話は淡々と主人公がアイルランドからニューヨークに渡っての日々を追う感じです。ナレーションも三人称でどこか距離を置く感じ。

でもそれがかえって主人公が体感することを私たちが感じれるようにしてくれている。なぜか主人公のナイーブさが全然気にならない。かえってこういうシチュエーションはあり得ると、妙に感心しながら読み進みました。

面白かったのは、その一見突き放しような感じもあるけど、なぜか臨場感がある、1950年代にアメリカに渡った若いアイルランド人女性の視点で見るニューヨークのブルックリン、そしてふるさとアイルランド

この感じはなかなかないです。

そして有名な「唐突な終わり方」。あれは意見が真っ二つに分かれるようですが、私はあの残し方がかなり気に入りました。うまい。読者にバトンを渡してるんですね。物語の半分ぐらいは一気読みしたので、よけいに面白かったです。

英語は難解な表現があまりなく読みやすい英語です。これも50年代のお話なので、スラングが少ない。でも読みやすいからサクサク進むかというと、これはまた違うと思います。英語学習のために読むにはおすすめしませんが、小説を味わいたければこれはお勧めです。

映画のトレイラーはこちら。

こちらはアイリッシュ訛りが聞こえてきますねえ。

さて、次は何を読もうかなあ。本ばっかり読んでると、お勉強っぽいのをそっちのけにしちゃうのでだめですねえ。でもたまにはね。ご褒美が必要です。

本だけ読んでテストの点数を上げるのはかつて実験したんですが、もともとの英語力がなかったのか(笑)ともとれるかもしれませんが、やっぱり違います。読書は楽しいなあ。

でもたくさんの英語に触れることができて、燃え尽きない。

読書っていいですねえ。

これ読んでたいだいている方がいい本に出会えますように。

読んでいただきありがとうございました。

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