Where We Belong


Category: Fiction
Length: 448pages /11hrs 5mins

Total recommends:★★★★★
Difficulty: 
★★☆☆☆
Story:
★★★★☆
Can't-sleep-degree:
★★★☆☆
Romance-packed-degree:
☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:
☆☆☆☆

2016年英語読書日記 No.17(耳読書No.12)341冊目    

ご訪問、そして拍手ありがとうございます!うれしいです。ブログ村にも参加して徐々にそこからも見に来てくださる方がいらっしゃるので若干ですが読者も増えてます。今度は何を思ったか、多読王国に登録してみたんですが、そこからは今のところお客様はこられてないようです。まだ2011年度の本のあたりをせっせと記録中です。あと200冊ぐらいある(汗)だいたいでも読んだ語数がわかるのはけっこう楽しいことに気が付きました。この地味な読書日記もせっかく書くんだったら多少は読んでもらいたいので、できるときには努力しなくちゃ。

このお話は安定度抜群のキャサリン・ライアン・ハイド の作品です。前回からあまり間があいてないんですが、心がきゅんとなって、あたたかくなるのでついポチットしちゃう作家さんです。あたたかくなるといっても、なんだかドライなあたたかさなんですよね。

今回の主人公はティーンエイジャーの女の子。父を早くに亡くし、再婚した母。義理の妹ができるが、強度のアスペルガー症候群。再婚相手は逃げてしまい、路頭に迷った3人は大叔母の家に転がり込む。そこで出会ったのが、隣人の定年を迎えようとしていた独身男性だった。妹は彼が飼っている犬に執着を示し、飼い主の男性がいない昼間はずっと庭で犬のそばにいるようになった。

そこから、主人公と隣人の男性との奇妙な友情が始まる。前回も同じく犬が人間をつなぐきっかけになっていました。それは同じですね。

これまた、「全く接点のない人間」が人生を変えるほどの経験をしていくお話。で、犬ネタなので、愛犬家の私はきかないわけにはいきません(笑)これもほんとにギュウと胸をわしずかみにされたおばちゃんでした。

母子家庭で、住む家さえもなくなる貧困。ハラハラするシーンも多くて、そこに冷静な隣人のおじさんが出てくる。でも惜しげもなく助けてくれるのではなく、お情けではない助け舟を出してくれる。主人公の少女が助けてもらうのではなく、自らが動いて切り開いていくという形で話が進みます。そんな簡単にラッキーが転がっているわけではなくて、自分から手にしようとすることで、行動することで話が進んでいくので、爽やかですらあります。

まあ、よくもここまで話をまとめていけるもんだと感心します。恋愛ものでもなくて、ミステリーでもなくて、派手さもないのに、ここまで人気があるのは、皆がこのハートウォーミングな世界を味わって、心ほぐれる世界に身をゆだねられる心地よさがあるからだろうなと思います。世知辛い世の中に、こんなことがあったらいいなという世界が待っています。しかも厳しさだって描いていて、甘さがあまりないのがスゴイ。

英語はわかりやすいし、audibleもとても聞きやすかったです。少女が語り部でしたが、すごく落ち着いた感じでした。この著者の話は全般的にすごくあっさりしていて、過酷な現実があることを知りながら、その突き放した先に小さな幸せの予感があるお話です。

ああ、読書っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

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