英語読書日記26(耳読書No.18)Winter of the World

 Winter of the World                                         Winter of the World (Century Trilogy 2)
Winter of the World [ペーパーバック]     Winter of the World (Century Trilogy 2) [Kindle版]
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実際はUKアマゾンのaudibleサイト
http://www.audible.co.uk/pd?asin=B0096CGVBKでunabridged版をダウンロードしました。
USアマゾンでもダウンロードできます。

Author:Ken Follett 
When:July 10th~ July 25th 2013
Category: Fiction
Pages:  832 pages (31 hrs and 47 mins
)

Total recommends:★★★★★
Difficulty:
★★★☆☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★★☆
Romance-packed-degree:★★☆☆☆
Adventure-packed -degree:★☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆

英語読書累計 11666 pages  


怒涛の30時間。第二次世界大戦間から終戦、冷戦間際までを駆け足で旅した気分でした。すごいスケールです。さすが、ケン・フォレット。おもわずスイッチ切れなくて聴きこんじゃう自分がいました。今まで読んだケン・フォレットの中で一番「この手の類は読みたくないけど、読み(聴き)進む」度が高かったです。こわかった~。

でも31時間を2週間ぐらいで聴けちゃいました。けっこうがんばった?

ヨーロッパからの視点で第二次世界大戦を見るんですが、ここまで細かくドラマチックに読んだのは初めてです。映画だとここまで長いスパンで見れないので、かいつまんで「ノルマンディ作戦ってこんなんか」とか頭の中で「大脱走」の音楽や「史上最大の作戦」の音楽が流れたりするぐらいです(笑)しかも私はもともと残酷なシーンが苦手なので、殺し合いの映画はもともとあんまりなじみがない。たまに見てたぐらいの知識です。

戦時中のドイツやヨーロッパが舞台の小説はけっこう読んでるんですが、ホロコーストに焦点を当てたものだとか、けっこう一つのテーマに絞ったものが多かったように思います。

これは違う。

全体を覆うように物語が展開されます。だから、1巻の時も書いたように「ケン・フォレットと旅する世界大戦ツアー」のうようです。「レクチャード by ケン・フォレット」(笑)

イギリス、ドイツ、ロシア、アメリカのそれぞれの主人公一家がどうのようにして二つの世界大戦と対峙するかを壮大なスケールで描かれています。しかも1巻では主人公だった人たちの子供たちが2巻では主人公として登場します。だから2巻の方が話が早くに把握できます。そしてそれぞれが過去で何かしらのつながりがあるという構造になっていて、読ませます。もう脂がのりきったマグロのような感がありまっせ(笑)

このドラマチックに人間模様を展開させながら大きな歴史を描いていくのはなかなかできません。すごいっす。ついそのドラマに乗せられて普段ならあんまり読んでいない戦争もののコアな部分に突入している自分に気が付きます。

戦時中のユダヤ人でなく、民間ドイツ人がどのような目にあったかも主人公の一家族がたどる運命を物語を通して知ることができます。ソビエト軍の進行でドイツの女性がどれだけひどい目に遭ったかという事実もこれを読むまで知りませんでした。かなりひどい。まあ、ナチスゲシュタポは命を奪っていくのでまた違う意味でかなりひどいですが。こんなことは2度と起こしてはいけないということを伝えるために描かれているんだろうなと思いながらも、「もういいよ。ひどすぎるよ。早くこのシーン終わってほしい」と何度が思いました。

第二次世界大戦は戦場はヨーロッパだけでないのは勿論なんですが、これはイギリスを中心に描かれているので、太平洋戦争は主人公のアメリカ人一家に焦点があてられた時だけ出てきます。そう、もちろん「リメンバー・パールバーバー」は必須。洋上のミッドウェイ激戦も出てきますが、そのへんで、日本語がけっこう出てました。ちょっと確認したかったので、ふと夫にミッドウェイ海戦について尋ねると、出てきた日本の母艦の名前をスラスラ歌いながら答えてくれた・・・。なんでそんなに詳しいんや(汗)

やっぱり最後は象徴的なシーンで感動します。民主主義と共産主義のはざまで苦しみ、壁が作られる直前でお話は終わるんですが、独裁者や政治に翻弄されるのはどこまでも弱者であると再確認しました。

ナレーションはおなじみのジョン・リーという方です。これがまたうまい!聞かせます。audibleならではの臨場感ぜひ皆さんにも味わってほしいなあ。長いのでいきなりこれは大変かもしれませんが、耳読書に慣れてきたら是非挑戦してみてください。ナレーションはaudibleの命ですね。この人の英語はものすごく聞きやすいです。決して速くないし、登場人物の演じ分けが声を聞いただけでわかったりします。

さて、しばらくは30時間ものは3巻が出ない限り出会わないかもしれません。3巻はソ連とアメリカの冷戦が中心となるようなので、どうしようかなあと思っています。でも長い間きけて、お得だし、読書日記を連発しなくて済むので忙しいときには超長編はいいような気もします。いや変な理由ですみません(笑)今年はなんか忙しい。

去年耳読書を始めたころはものすごく難しく感じる作品ももっと多かったような気がします。だからロマンス中心にしていました。

1年かけて少しずつハードルを上げてミステリーや大作に挑戦できるようになりました。こんな私でもやればできるもんですね。

まあ、だから何って感じですがね。英語勉強してるというより、物語の中に埋没できる自分をうれしく思えるだけでもいいか。

次も話題作に行こうかと思っています。これです。
The Cuckoo's Calling
The Cuckoo's Calling [ハードカバー]
イギリス英語はaudibleを見つけるとついaudibleで耳読書に回してしまいます。でも、アマゾンでも「Audibleがすごく雰囲気がでてる」みたいな意見を見つけたので、挑戦してみようと思います。

やっぱりブログ書くと時間が過ぎるのが早い。勉強しなくっちゃ。3日坊主で終わりたくないですからね。でも眠い。昼寝したいなあ。

読んでいただきありがとうございました。

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