英語読書日記17 (耳読書No.13) The Unseen


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日本アマゾンのリンクです。CDはabridged版で実際はUSアマゾンの
http://www.audible.com/pd?asin=B004W99470でunabridged版をダウンロードしました。

Author:Katherine Webb
When:May 14th ~ May 20th 2013
Category:Fiction
Pages: 
416 pages
(15 hrs and 42 mins)

Total recommends:★★★★★
Difficulty:
★★★☆☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:★★☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★★

英語読書累計 8044 pages  

 

ジャーナリストのリアの元にベルギーに住む元恋人から連絡がある。「どうしもて見てほしいものがあるから来てほしい」彼との間にトラウマを抱える彼女だったが、その内容に引かれて出かけていく。彼女が見たものは、約100年前に洞窟の中で閉じ込められて死んだらしき一体の兵士の遺体だった。遺体の傍らには大事に保管された2通の手紙。その手紙の不可解な内容に、リアはイギリスにもどり調査を始める。そして明らかになった真実とは。

同じ著者の作品を連続で聞いてみました。2作目。1作目と同じく過去の謎を現在で解き明かすという私の好きなパターンなんですが、雰囲気が全く違う作品でした。これは読む人を選ぶかもしれませんが、ちょっと不気味な雰囲気が私は好きです。この人の作品は過去と現在を絡めながら、ミステリー色も強く全体的に重厚。読み終わると「ああ、読んだ」という感じになります。過去と現在を絡める話を「デュアルタイムストーリー」とUSamazonで、どなたかが書いてました。これからそう呼ぼう。

とにかく人間の内面と言うか、そのキャラクターの愚かな部分や暗い部分を引き出すのがうまいような気がします。きいていて人間の心理をうまく利用するキャラクターに腹が立ったり、または、他のキャラクターの狂信さから出るあまりの愚かな言動にむかむかするのは作者の手の内に乗ってしまった証拠。うまいです。

話の中に出てくる人間の精神的な部分に対する描き方、当時の階級制度、男女の差についての問い方も鋭いです。考えさせられます。

同じような話が好きなんですが、ケイト・モートンをはじめとする非常に細かいひだを重ねるようなその描き方は似ているものの、やっぱりそれぞれに味があります。私はすごく感動すると体に電気が走るような感覚になるんですが(実際は走っていませんよ(笑))その感覚を求めて本をさまよっているようなものです。この本は電流系というより、もっと違う哀しさを感じさせるお話でした。でも軽くないのは同じです。謎がだんだん明らかにされていくのはかなり面白くて
読み(聴き)進むと思います。

ケイト・モートンやダイアン・セトルフィールとというより、このお話を聞いていて思い出したのが、これ
Affinity
Affinity [ペーパーバック]
ゴシックと言えば翻訳も出てるので、この作家をご存知の人も多いと思いますが、確かにこれはかなりゴシック色が強いのですが、これに近い不気味さをもっています。でも読んだ後の満足感は断然The Unseenの方が私は上だと思いました。

ここまで暗くて最後はどうなるかと思いましたが、最後の最後で救いがあったので、★4つと思っていたものを5つにしました。中途半端なミステリー読むより私は面白かったです。

結局何が一番怖いかというと「見えないもの」ではなく「人間」ということに終始します。見えないものを信じているのも人間ですし、それに対して恐怖心を感じるのも人間だけですからね。

英語は前作と同じナレーションだったのですごく落ち着いて聞きやすかったです。ハウスキーパーのミセス・ベルの英語の訛りがよかったです。単語は時々「覚えたなあ」的単語が出てきたので(1級単語)決して簡単ではないけど、会話文も多いので難しさレベル★3つにしました。人によっては4つぐらいに感じるかもしれません。話題がとっつきにくかったりしたら難しく感じますからね。

相変わらず難しさレベルをつけるのは難しいです。目読書と耳読書ではまた違ったりもしますし、自分の読んだり聴いたりする状態でも変わってしまいます。

次は話題作がaudibleで入手可能なことが分かったので、(最近新作はなかなかaudibleがない)聴いてみようかと思っています。また長めですが、ここのところ15,6時間のものは慣れてきたので大丈夫だと思います。

さて、近況ですが、イギリス人の友人と連絡が取れず、「きっときてないよねえ。心配」と思っていたら、突然「ごめんね~。もう日本に来てるよ~。次は○○のオーベルジュに泊まるよ~。そっちに行くときは近くの駅まで迎えに来てね」とさっき連絡がありました。ほっとすると同時に「ホンマにもう!」となりました。何もなくてよかった。布団も雨なので洗っていなかったんですが、夏蒲団とシーツを今から洗濯機にかけようかなと思います。

お昼寝やめてそうじしなくちゃ・・・(汗)泊まりに来るまでに試験もあるので、さらに大変ですが、なんとか乗り切りたいです。

読んでいただきありがとうございました。

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