祝!1年でPB100冊マラソン 英語読書日記 (目読書No.40 )      The Fault in Our Stars

The Fault in Our Stars
The Fault in Our Stars
Author:John Green
When:December 26th  ~ December 29th 2012
Category: Young Adult Fiction
Pages: 336 pages

Total recommends:★★★★★
Difficulty:★★☆☆☆
Story:
★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆

2012年読書合計100冊目 (目読書+耳読書+裏読書)


さて、今年最後の作品です。初めて読むJohn Green。やっぱりこれも「これは・・・」という作品でした。100冊読書を目指さなかったら、出会わなかったであろう作品。読んでよかったです。出会えてよかった。

これはamazonUSでベストセラーになっていたヤングアダルト。評価も抜群に高い。ここのところ、ヤングアダルトはちょっとおばちゃんにはついていけないと思うのもあったんですが、今年後半読んだいくつかは当たりが多かったです。ベストセラーで、評価が抜群に高いのを読んだのがよかったのかな?これも300ページあまりの短い物語ですが、悲しみまでもウィットで飾るある意味壮絶なお話でした。深い。とにかくセリフが秀逸。

癌と戦う16歳の少女Hazelが小児がんを患う若者の集いで出会った骨肉種で片足を失った、ゴージャスな少年Augustus。その二人がたどる短くて壮絶な人生の最後を見届ける物語です。その物語を「お涙ちょうだい」だけにかたずけてしまわないところが人気なのではと思いました。もちろん大人が読んでも耐えうるお話。「ああ、感動」じゃなくて、そこには飾り気のない辛辣な本音が並びます。

物語の中盤で主人公が大好きな本で、その結末が結局わからないまま完結していしているその後を著者本人に聞きに行くために、オランダに出向きます。その作品がこの作品の一つの軸となっています。わざわざ出向いた彼らに向かって、その著者が主人公たちが病気を患っていようとなかろうと、どこまでも拒絶するシーンは印象的でした。そこはきっと物語のピークにあたる部分。

英語は込み入った構造ではないですが、ティーン向けにしてはかなり高尚な言葉がたくさん並びます。若者らしい会話もちりばめられていました。読書をこよなく愛して、考えにふけることをしようとしている若者が読んでいる本という感じ。難しい語彙も形容もたくさんありました。

高校生の時に中学時代に仲のよかった友人を癌でで失ったことがあります。高校は離れ離れになってしまったんですが、クラブをしていた時のペアのパートナーでした。高校生になった時に駅で一度会ったことがあって。その時に「ちょっと調子が悪くて病院に通っている」と聞いていました。それ以来会うことはなかったんですが、冬になって、高校から任意でいったスキー合宿から帰ったその日に、別の友人から電話が。「彼女が亡くなった。あなたがいない間にもうお葬式も終わったんだよ」という内容でした。あまりのショックで泣きつかれて眠りについた夢の中で死んだ友人が出てきてくれました。夢の中でも泣いて話かける私に彼女はただ微笑むだけでした。その彼女の背後はとてもきれいに光っていて、笑いながら彼女の姿がだんだん小さくなってきました。「待って」と何度も言いましたが、微笑みながら消えて言った16歳の時のその夢を忘れることはありません。私は普段はそんな能力はまったくないし、欲しくないし、私の潜在意識がなせるわざであったかもしれないけど、いまだに友人がさよならを言いにきてくれたんだと信じています。

そんなことを思い出しながらも読みました。30年以上前の夢。ひとりよがりでも、彼女を思い出せた。それだけでも私にとっては価値のある本でした。

テレビや、ケータイばっかりじゃなくて、お気楽なだけでない、ファンタジーだけでない、お涙ちょうだいだけで終わらない、こういう本を若い人にたくさん読んで欲しいとやっぱり思いました。

この本を読んでいて思い出したのはやっぱりこれですね。
The Perks of Being a Wallflower
The Perks of Being a Wallflower

次のこれは大人の女性向きですが、これも頭の中に湧きあがりました。
Me Before You
Me Before You
上の二つの作品にある意味匹敵します。共通するのは「言葉のセンスの高さ」。

これで今年のクエストである、「一人で勝手にリーディングマラソン100冊」が終わりました。完走。

家族3人で「バンザーイ」しました(笑)

去年始めたこの「リーディングマラソン」。きっかけは家庭教師をしていた教え子を励ますためです。どうしても英語の成績だけが足を引っ張るその子のために、「先生も何かに打ち込んでがんばってみるから、一緒に歩き続けよう」去年も何度か書いたんですが、その子は英語を始めるとちょっとしたパニック症状を起こしていました。かなりできる進学校に通う子でも、高機能障害に近い症状で苦しむ子供はかなりの確率でいます。今となってはそれもいい思い出で、その経験を与えられたことに感謝しています。その彼のつらい気持ちを少しでも励まそうと始めたものです。

今年は誰のために始めたのでもない、自分のために。自分の限界を超えるために。

「できそうもないことを実現する」
それが目標でした。

それで何か得るものがあったか?失ったものもけっこう多い。テストの高得点はまず無理でしたしね(笑)英語の取り組みはオンライン以外はほとんど読書しかできない日々。オンラインも今はすべてやめてる状態です。

100冊読んだからって、何も変わったことはないです。それもわかってやっていました。目標を定めて歩き続けること。かなりストイックに。そしてそれは叶うこと。短期間ではなしえないこと。毎日が時間との闘い。だからこそ自分の中で輝きを放ってくれるもの。「やりきること」を目標にしました。

できそうもないなと最初によぎったことをなしえるのはやっぱり大変なことでした。取捨選択しながら、自分のなかからいろんなものが吸い取られながらの日々。英語教師としての焦りとの闘い。

それでもなお、自分の中の大きな大きな空間を作ってくれた読書に感謝しています。この貯金は何物にも代えがたい心の糧。見えないものだけに大きいです。この100冊読もうという思いがこの一年特に4月からの自分を支えてくれたとも思っています。

小さなさざなみのような自分の努力が今度は誰かに波動する。ブログを書いていて感じた思いです。

この小さな小さな私の歩みに一緒に歩んで、私を見守ってくださった方々に感謝をこめてお礼申し上げます。
自分へのご褒美に今からKindleポチッとしたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

お返事できない非公開としてコメント欄をつけさしていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。