英語読書(耳読書No.47)日記 Life of Pi (Audible)

Life of Pi
Life of Pi
写真は日本アマゾンのPB版です。実際はUKamazonで購入、ダウンロードしました。

Author :Yann Martel
When: November 19th ~ November 22th 2012
Category:Fiction
Length:
11 hours and 35 minutes (336 pages )

Total recommends:★★★★☆
Difficulty:
★★★☆☆
(耳読書としての難易度です)
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Adventure-packed -degree:★★★★★
Mystery-packed-degree:☆☆☆☆☆

2012年読書合計87冊目 (目読書+耳読書+裏読書)

シンプルさの中に存在する深遠な意味を問う16才少年漂流記

まずは、今アメリカで公開中の映画のトレイラーで映像美をお楽しみください。とてもきれいですよ。アン・リー監督作品。これ見て思わずポチッとした私です。やられた。

16歳のインドの少年が家族と動物たちと日本の船に乗ってカナダに向かう途中遭難してしまい、少年とトラだけがライフボートで227日間の漂流を経て生き残るというサバイバル物語です。その漂流生活を通して少年が感じた、見た、得たものとは?

話は一見淡々と漂流の様子を語っていくんですが、単純に見えて、奥がかなり深いといった内容です。生活とは、人生とは、信心とは、人間とはと主人公を通して永遠に問い続けられる命題を描いていきます。それらは漂流する中でのシンプルな毎日の中から、過酷な日々をともにすごすトラから主人公が答えを導き出していく。

子供にどんな話だったのかを話したら、動物がたくさん出てくるのでものすごく興味をもって聞いてくれました。トラの名前が人間の名前「リチャード・パーカー」なので、最初は「???」となるんですが、(オラウータンは「オレンジジュース」という名前)そのトラが少年の漂流生活にもたらすものが彼の一生を支えているんだということは読んでいてしみじみ感じます。言葉を発しない、決して最後まではなつかない獣の本性を持ったそのトラを心の支えに主人公は精神的に成長していきます。

対象年齢は14歳以上とあるので、興味を持った娘に是非読んでみてほしいなと思いました。

ナレーションがうまくなければこれは挫折していたかもしれないです。淡々と物語が進みます。ナレーションの人は調べてみたら、どうもアメリカ人みたいなんですが、「どんな国くのアクセントもおまかせ」みたいな感じの人のようで、やっぱりインド訛りを意識して演じていたようです。それと最後に日本人がでてくるんですが、これもやたらおかしかったです。

英語は1人称なので、視点が定まりやすいのと、英語がけっこうゆっくりなんですが、起伏に富んでるようで飛んでいない、そのストーリーにたまに気がそがれそうになりました。例のtarpaulinに始まり、動物の名前や生態を説明されたり、動きのある描写をとらえるのは難しかったです。英検1級用語も何気に出てきます(笑)だから私にとっての難しさレベルは★3つ半といった感じです。読んだ方がもちろんわかりやすいかもしれませんが、読んでいて「なんだか船(ストーリー)から外(海)に放り出されるような感覚を味わうのではないかと思いました。

この本は調べてみると、書籍化されるのにイギリスでけっこうたらいまわしにされたようなんですが、いったんカナダで発売にこぎつけると今度は翌年イギリスのブッカー賞をとってしまった、という作品だそうです。以前に読んだ"Me Before You"の作者が確かこの本を薦めていたような気がします。違う人だったかなあ。(あまりにいろいろ読んでいいるので、記憶が定かでない(汗)間違っていたらすみません)

そうそう、これはUKアマゾンのAudibleでダウンロードしたんですが、イギリスのアマゾンはかなり規制がきついです。同じ本をアメリカアマゾンで買えたりするので、どちらかというとアメリカアマゾンのほうが買いやすいと思います。でも日本にKindleが上陸して、それもまた変わってくるんじゃないかなあと勝手に想像しています。日本で英語のAudibleは需要が少なすぎるからAudibleまでは来ないかな。アメリカアマゾンでもDVDは買いにくい。日本でずれて上映されるからみたいですね。くすん。

こうやってアメリカで上映されて、「お、おもしろそう」と手に取った原作が日本に来ることも多いんですが、たいてい半年から1年あとぐらいになります。だから記事をUPしてまたその頃にその記事が読まれることも多いです。一番多かったのが、「The Help」かな?あれはなぜかDVDもアメリカから購入できました。日本に来る予定がまだ未定だったからかなあ。

映画も好きなので、つい映画化される原作をよんでしまうんですが、映画化されるということはやっぱり原作の評判がいいということです。だから映画好きの私が本を選ぶ一つのバロメーターとなっています。けっこうあたりが多いです。でもそのおかげで映画を見る機会がへったかも(笑)

さて、次は拍手コメントでぽりりんさんに教えていただいたこれ。
The End of Your Life Book Club
The End of Your Life Book Club
同じくLife of Piをきいてらっしゃったとのこと。勝手に耳読書姉妹させていただきます~。ブログ書いてらっしゃたら、是非教えてくださいね。遊びに行かせていただきます。

これは目読書で読もうとおもっていた本の関連作品だったので、聴いてみます。

さて、目読書を読了しなければ、いや、さきに仕事をしなければ(涙)
読んでいただきありがとうございました。