英語読書(耳読書No.28)日記 Wildflower Hill (Audible)

Wildflower Hill
Wildflower Hill
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写真はPB版です。
実際はU.S.Amazon
( audible. )でUnabridged版をダウンロードしました。

Author :Kimberley Freeman
Period: August 21th ~ August 26th 2012
Category:Fiction
Length: 16 hrs and 28 mins( 544
pages


Total recommends:★★★★★★
Difficulty:★★★☆☆(耳読書としての難易度です)
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree::★★★★★
Romance-packed-degree★★★★★
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★☆☆☆

2012年読書合計60冊目 (目読書+耳読書+裏読書)

これは大当たり。「こういうの、待ってました~」。と思いながら聞きました。素晴らしいドラマでした。耳読書は朗読者の感情の入った声で聴くので、感動もまた違うような気がします。アメリカ作品をきこうとして、「あれ、これもアメリカ英語ちゃうなあ。おお、グラスゴー訛り。これいっちょ聴いとこう」とポチッとしました。

もうみなさんよくご存知だとは思うのですが、アマゾンで本を買ったり、wishlist に入れたり、見たりしている履歴から分析にして「おすすめ」の作品をあげてきますよね。それとか、「この本を買った人はこういう本も」とか。そういう中の一つの作品で、以前からwishlistに入れてあったものです。

16時間半を6日ほどで聞いたんですが、かなりがんばりました。今回、1日3時間弱の時間を確保するのは私にはかなり工夫が必要でした。金曜日の時点で7時間以上残っていて、これを週末家できくのはかなり苦しかったんですが、どうしても聞きたかった。派手さはないけどていねいに女性の一生を描いていて、本当に面白かったです。家事をしながら、聞き続けました。ちょっと家族に話しかけられるときに1テンポ遅れて返事するのが申し訳なかったな(汗)ごめんよ。

これで28作品目。来週で29作品となると、惜しい!半年で30作品は無理そうです。短いのさがそうかな。いや、無理はやめときます。仕事が本格的に始まるし・・・。

最初はシドニーが舞台で、プリマドンナを夢見る少女がバレエを踊るシーンで、祖母とその孫娘の会話で話は始まります。だから現代の話だと思っていたら、その祖母の若かりし頃のグラスゴーに舞台がパッと飛んでいきます。そう、主人公は実は孫娘ではなく、どちらかというとこのおばあさんのほうだったんです。

二人のヒロインが現代と過去を舞台に交互にでてくるのですが、孫娘が祖母の屋敷を遺産として受けて、売却するためにタスマニアのWildflower Hillに滞在してから初めて孫娘は祖母のだれも知ることのなかった過去の断片に出会います。

祖母のビーティがオーラリア有数の企業の持ち主として、議員の妻としての前の過去。一人グラスゴーからやってきて、一人でどうやって自分の人生を切り開いていくかが淡々と語られていきます。途中涙がうるうるきそうな場面もたくさんありました。その苦しみながらたどってきた過去をだれにも打ち明けられない状況に追い込まれ、その苦しみを乗り越え、その慟哭を心に秘めながら生きていく芯の強い女性の一生。

そして孫娘がバレリーナの道を閉ざされた時、彼女の残りの人生のために祖母が唯一残した血縁者への財産Wildflower Hill。

祖母がたどった人生、孫娘がたどる人生、それは一見バラバラにみえて、実は祖母が選べなかった道、選ぶ選択肢を与えられなかった道を孫娘が選んで、二人の道がクロスするという物語にも感動です。

たくさんの愛情がつまったこのドラマ、女性として、母として、働く一人の人間として、いろんな角度からの感動をもらった気がしました。

きいている間にふと頭に浮かんで来たストーリーたちではこれらです。

オーストラリア [DVD]
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オスカーとルシンダ (初回限定生産) [DVD]

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The Forgotten Garden

The Forgotten Garden
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この3つの要素がどれも入っているような感じで、また違う色がある。映画「オーストラリア」よりはもっと内向き、あれはスケールも大きかったですね。ちと長いし。で、小説「The Forgotten Garden」の端正さよりももう少しメロドラマ。映画「オスカーとルシンダ」のようなプラトニックでもない。でも時代のうねりに翻弄され、女性として、自立した人間として生きる愛と別れが描かれています。

類似作品は上のThe Forgotten Gardenがイギリスとオーストラリアを舞台にしていますが、女の細腕繁盛記という意味ではこちらも近い。
The Tea Rose
The Tea Rose
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いやあ、メイクドラマしてますよ、二つとも。どっちもangel的ベスト作品になりました。

最後の最後まで主人公ビーティの尽きることのない、届くことのなかった愛情が息づいています。
いつまでも生き残る物語、私の中でまた一つきらっと光る何かが増えました。今日は娘をだっこして寝たいと思います。(読んだ方はこの部分にうなずいてくれると思います)

いやあ、ドラマチック耳読書たまりません。Join the club.

読んでいただきありがとうございました。
来週もいい1週間でありますように。