英語読書日記 Leviathan Trilogy

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Author :Scot Westerfeld
Period:October 4th~ 17th
Category:Thriller
1巻448pages   2巻512pages 3巻560pages

Total recommends:★★★★★
Difficulty:★★☆☆☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★☆☆
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆
Adventure-packed -degree::★★★★★
Mystery-packed-degree☆☆☆☆☆

Barking Adventures!
第1次世界大戦の疑似世界を舞台に少年たち(?)が大活躍
宮崎アニメにもなってほしいし、実写版映画にもなってほしい痛快アドベンチャー3部作
あらすじ
時は1914年オーストリアの皇太子夫妻が暗殺され、第一次世界大戦が始まろうとしていた。突然の訃報に皇太子夫妻の一人息子であるAlekは父の親友である伯爵と数人の共とともに追手から逃れるために用意された隠れ家のあるアルプスへと向かう。ドイツ、オーオーストリアは友好国だったが、ドイツ軍に追われることになったAlek。ドイツ軍は機械兵器を発達させて、最先端の戦闘機技術を誇っていた。彼に課せられた任務は「皇位継承をして、戦争を終わらせること。」だった。一方、場所は変わってイギリス。イギリスではドイツとは打って変わってダーウィンの大発見から動物の遺伝子操作で作られた兵器を発達させていた。兄のあとを追って空軍に志願したDerynは入隊テストで空をさまよい、イギリス空軍随一のクジラからつくられた「Leviathan」に従軍することとなった。DerynはLeviathanに乗り込んできた動物遺伝子の権威であり、ダーウィンの孫であるBarlow博士とともにトルコへと向かう。しかし、途中ドイツ軍と戦い負傷したLeviathanはアルプスで座礁してしまう。Derynは雪の中倒れて意識を失っていた。そこに助けに現れたのが、純粋な皇太子Alekだったのだ。二人の運命の輪がいま回り始めた。


前に読んだ本がサスペンスでなかなか重かったので、なにか爽快な本をと探して洋書ファンクラブでUPされていたのと、(あちらへ行けばプロが書いたあらすじや解説がかなり的確にわかりますよ。)PB姉妹のあっこさんに以前からご推薦をもらっていたので、ここらで一息痛快アクションものいっとこうかなと思いポチッとしました。ちょっと最近ヤングアダルトに気持ちが向いてないかったんですが、前に子供が図書館で借りた本を翻訳で読んでいた本と同じ作者の作品でした。翻訳された作品は「Night Riders」というもの。1巻で「すごく面白いけど、怖くなってきたらから2巻はやめる。」と娘は言っていました。かなり臨場感があったようです。なるほど、でもこれは娘も翻訳を読めばすごく楽しいだろうなあ。フィクションですが、第一次世界大戦が舞台なので史実がちりばめられていて児童書だなって感じました。最近気づいたんですが、子供が読むファンタジーの翻訳の多くが、金原 端人という方のもの。もともとどちらかの大学で教鞭をとられていた先生のような気もします。本に書いてあったような。間違っていたらすみません。ネットではご本人のHPしか見ていないのでよくわかりませんでした。例えば、気づいただけでもいくつか。「レイチェルと滅びの呪文」やパーシージャクソンシリーズも同じ方でした。これも翻訳してくれないかなあ。先生、待ってます。うちの9歳の子供が先生の翻訳だと夢中になって読んでます。

読書日記は3部作は1冊づつ書くと、けっこう書きづらいのでトリロジーで一つとしました。冊数は3冊で数えますがゆるしてえ。全部で1500ページ超えるし。ホントは1週間から10日で読み終えたいとぼんやり考えていたんですが、連休に子供孝行でUSJへとへとになってからどうも調子がくるって読めない日々もあったのでちょっと日数オーバーしました。だいたい1冊3,4日ずつかけて読みました。

渡辺由佳里さんがアマゾンで書いてらっしゃったので、思わず、「なるほど~。これ宮崎アニメになったらどうなるだろうか?」と思い浮かべながら読みました。「ハウルの動く城」も昔英語で原作を読んだことがあります。昔一緒に働いていたアメリカ人の子が「これならあなたも読めると思う。」と貸してくれたものです。本を読み終わって思わず一人で見に行ってあまりの違いにびっくりしたんですが、両方とも好きです。(ちなみにそのアメリカ人の子はがんばって日本語で(しかもちろんやってない)映画を見て結構感動したそうです。)原作と離れてもいいものはいい。このレヴァイアサン3部作もそうなっても面白いかなと勝手に想像しました。

だって、なんだかこの原作者日本のアニメ好きなんじゃないか?かなり見てるんじゃあないか?と思うほど中身が・・・。普通、欧米のお話って、ロボットは結構友達じゃない設定が多いけど、このお話はなんだか名前のつかない遺伝子操作された半動物飛行船に始まり、いろいろ出てきます。どうしても「ナウシカ」等を頭に置いてしまします。だってよく一人(または二人)で飛ぶし、あれはメ―ヴェに乗ってるナウシカそのもの。反対に敵側のドイツの歩くロボットはモビルスーツを着たアムロが出てきそうなんですよ。古すぎ?ちょっととびすぎかな。違うか。エヴァンゲリオンとかのほうがいいのでしょうか?見てないからわからない。すみません。機械にに顔のあるのもある。他に2足歩行だったり。手もいっぱいあったりする。いや、マジで宮崎アニメでみてみたいんですが・・・。かえってやわらかく描かれていいかも。うちの子供も大喜びしそうです。どなたかスタジオジブリの人がこの片隅で細々やってるブログに気づいてくれないだろうか。宮崎駿氏は有名な戦闘機マニアだし。(昔イギリスに戦闘機と童話作家に会いにいかれる本を読んだことがあります。)これ無理でしょうかね?

まあ、でも実写版でDerynの決め台詞をききたい気もします。”Barking spider”っての。セリフは「びっくりいた~。」てな感じだと思うのですが。本読んでたらもう刷り込まれます(笑)もう頻繁に出てくるのでDerynが言うたびに「くすっ」とくる感じになってきます。ハリポタでロンがよく使う"Blimey”に近い感じでもうちょっとガラを悪くした感じでしょうか?意味がちょっとねえ。といいながら生徒に教えてしまった。BarkingとかBlisterとか独特の言い回しも面白かったです。グラスゴーの人が使うのか?グラスゴーの人と深く話したことはないので、なんとも言えませんがね。(それ以前に全部聞き取れないでしょう(笑))と書いたところで、渡辺さんのところで「創作語」だとわかりました。でも癖になる言い回しですね。その他にも独特の言い回しができてて最初はとまどいましたが、だんだん慣れてきます。この前買った、おそらく最強の電子辞書でも載っていないことばがありました。Clanker, bum-ragなどなど。これらも創作語のようですね。

英語は児童書の割には結構難しいなあと感じました。特に戦闘シーンや機械の説明。いろんな戦闘マシーンとか、機械とかがあるんですが、大抵が実在しないものなので、私にはそこがちょっとつらかったです。でもイラストがほんとに多くて、たぶんこれほど多いPBを読んだのは初めてです。ずいぶんそれで助けられます。その部分をなんとなく読んでもストーリーは追えるので大丈夫ではないかと思います。けっこう辞書を片手に読みました。私の場合は久々のヤングアダルトゲド戦記は入れてませんよ~。)で最大瞬間風速が吹いたように(笑)1時間でだいたいですが、60ページを超えて読み進みました。(3巻ででちょっと測ってみました。(いつものモーニング読書)560ページを3時間で35%読めてました)3巻まで行くと最初からストーリーも結末に向かって盛り上がるのでかなり読みやすくなりました。

それと、ところどろこドイツ語が出てきますが、私昔第二外国語ドイツ語とってたんですよねえ(汗)ぜんぜん覚えてないっす。まあだいたいすぐあとに英語で言い換えてくれているので気にする程度ではないです。

ストーリーは史実をもとに実際は実在しないオーストリア皇位継承者Alekを物語の軸にして事実とフィクションを取り混ぜて最後にアメリカの参戦にまで持っていくのがおもしろかったです。「へえ、そうくるか。」と。Alekについては、もともと事実としてオーストリア第一次大戦後崩壊していき、皇帝が国を統べることはないので、どうなるかと思いながら読んでおもしろかったです。もう一人の主人公イギリス、グラスゴー出身のDerynは読者が一番思いを投影できるキャラクターです。勇敢で頭が切れて誠実。危機を何度も切り抜ける姿に思わず応援したくなります。特に女の子が応援しちゃうでしょう。読者が「こうなって終わって欲しい」という声をちゃんと聞きながら書いているかのようなエンディング。笑顔で読み終われます。

さて本文からのクイズです。って私もよくわからないんですが(笑)

the white substance, which turned out to be pickled radishes chopped into mush. There were also silvers of a pearly fruit, as tangy as lemon rind.

これ、何の食べ物でしょうかね。日本でAlekが食べたとされる日本食。この前にたぶんイクラも食べていたような。そばも食べていました。どなたかわかった方は教えてくださーい。コメント欄がないのがつらい。拍手コメントに一言食べ物名を書いてもらえるとうれしいです♪というか長すぎてここまでたどり着いてくれた方がいればうれしい・・


普通の大人向きのPBと児童書を挟んで読むとやっぱり速度があがるのを体感できるがいいですが、私の「もっと早くなりたい」の原体験は前にも書いたかもしれませんが、ちょうどハリポタの最終巻が出た夏にイギリスに行った時のこと。もうかれこれ5年前?勿論あのかさばる初版を持って。飛行機の中で映画を見たり子供の相手をしたり、寝たりの合間に読んだんですが、ちょうど前の席にイギリス人の姉妹がこれまた同じ本を読んでいる。(当時は空港や飛行機で同じ本を持っている人がうようよいました。)しかも各自1冊かいあたえられて。待てないですよね、やっぱり。で、飛行機に乗っている10時間以上のフライトで私がとろとろを半分もいっていない間にそのティーンエイジャーイギリス人姉妹は読み終わっていました。満足そうだったなあ。くすん。あれ以来、「大人のネイティブスピーカーと同じ速度で読むのは無理だが、あの姉妹ほどにはだだっと読んでみたい。」で、今に至ります。

追いついたか?微妙ですね~。

修業します。(万年修行中)

さて、3冊同時なのでカウントがおかしくなりそうですが、もう忘れない。今で45冊。あと5冊で目標達成です。年末に向けて何を読もうかな。長いのでもいけるかも。ちょっとヤングアダルトは減らそうかなあと思い始めました。おもしろかったけど、毎回この展開はいいかな。といいながらサミアドさんお勧めの1冊をすでにぽちっとしましたよ♪あれは英語のできる生徒が読んでくれるかもしれないので読んでみます。ありがとうございました。

ほんと、こんな長い文を最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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