英語読書日記 Racing in the Rain


Racing in the Rain: My Life as a Dog
Racing in the Rain: My Life as a Dog
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Author :Garth Stein
Period:August 1st~4th (4 days)
Category:Special Adaption for young readers
336pages

Total recommentds:★★★★★
Difficulty:★☆☆☆☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆

人間になりたかった犬を通して見る、
「家族」「人生」「死」そして「再生」
(ハンカチ、いやタオル必須本)

僕の名前はEnzo.犬だ。でも生まれ変わったら人間になる予定だ。テレビのおかげで、人間の言葉は理解している。ちょっと体に自由がきかなくなってきている今日この頃だけどね。憧れの人はアイルトン・セナ。僕のご主人Dennyはテストドライバーだ。ある日DennyはEvaという女の人を連れてきた。そしてちょっとやきもちもやいたけど、赤ちゃんが生まれたときにEvaは僕に言った「Enzo、これからどんな時でもこの子を守ってね。」それから僕はその赤ちゃんZoeを守ることを決心したんだ。僕の家族を。

でも、ある日Dennyがレースに参加しているときにEvaが突然の頭痛と嘔吐に襲われて僕をおいてEvaの両親のうちにZoeと行ってしまった。僕は3日間一人で頑張ったんだけど、一人でいるときにZoeの子供部屋で恐ろしいゼブラのモンスターに会ってしまったんだ。みんなに不幸をもたらすんだ。だからそのモンスターを消すために全部食いちぎったんだ。

Denny達に訪れた出来事を僕が話そう。僕が生まれ変わる前に。

Kindleで読みました。どうも後で見たら二つバージョンがあるようで、私は子供向けに編集されたバージョンを読んだようです。どうりでサクサク読めたはずた。あっという間に読めます。さっき計ったら、30分で11%、ページで言ったら33ページ、1時間で60ページ以上のスピードで読めました。すっきり。これ、暇な時ならおそらく一日で読めます。これは英語学習者にお勧めです。うーん、PBで買ってできる生徒に読ませたかったなあ。

で、内容も大人が読んでもそんなに違和感なく感動できます。最後はぐしゅぐしゅ泣きながら読みました。哀しいだけでなく、ちゃんと希望があって、読んだ後とってもさわやかな気持ちになります。最初は「ちょっとくらい。なんでここまで不幸がおこるのだ?」と暗い気持ちになったり、ちょっと観念的かなあといぶかしげに思ったりしなかったわけでもなくて、途中までは★いっても3つか4つかなあ。なんて思っていたんですが、最後がよかったです。

内容はかなり悲しいお話です。犬を愛して愛してたまらない著者が書いているんだなと、ひしひしと感じるお話です。犬のしぐさがかわいくてかわいくて。そして「死」の雰囲気が最初から最後まで漂います。子供向けに書き直されていてもここまで感じるのですから、原作はもっとpatheticかも。それでも感動が待っていると思いますが。

起こる話はアメリカって感じのお話です。ほかの国ではちょっと考えられないかも。

ラストのラストがかわいくて、涙があふれます。こういう終わり方いいですねえ。わかっちゃいるけど、これやられたらタオルで涙をぬぐいます。

Kindleで初めて「ハイライト」っていうのを使ってみました。好きな表現とかに線を引いてあとでそれだけまとめて見れます。こんなのを線引いてました。一部をご紹介。

To live every day as if it had been stolen from death, that is how I would
like to live. To feel the joy of life.


What he offered me is not for me to keep, but for me to give another.
That is why I feel very fortunate that I am able to offer my hand to you.

気に入ったセリフが編集できるっていいですね。2個目のセリフは映画「ペイ・フォワード」を彷彿とさせました。

子供向けに書き直されたお話で、「The Help」を読んだあとだったので、ちょット物足りなく感じたときもありましたが、読みやすい英語でこれだけの内容なら大満足だと思いましたそれでももちろん時々辞書は引きました。

これは、Graded Readersが物足りない、Young Adultはちょっとついていけないなんて
人も読めるかも?「火曜日、モリ―先生と」とか読める感じで読めると思います。もっと簡単かも。
でも私はなんでも読むのでおもしろくなかったらすみません。でもよかったですよ~。