英語読書日記 Sister

Sister
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Author: Rosamund Lupton
Period:July 5th~July 11th
Category: Fiction
358ages

Total recommends:★★★☆☆
Difficulty: ★★★★☆
Can't-sleep-degree :★☆☆☆☆
Mystery-packed -dgree★★★★☆
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆

失ったものは何?妹の失踪をきっかけに姉が見つけたものとは・・・

あらすじ

NYで婚約者のToddと暮らすBeatriceのもとにイギリスの母から一本の電話が入る。

美大生で22歳の妹のTessが行方不明になって4日も経つという電話だった。

取るものもとりあえずBeatriceはロンドンに向かう。ロンドンでは新聞やニュースでTessのことが取り上げられて、騒ぎになっていた。警察に通報したのはTessの下宿のLandlord(家主)だった。Tessは行方不明になる数日、いたずら電話で悩まされていたので、電話のコードも抜いた状態で、部屋の一つの窓は割られている状態だった。家の中は本人が出ていく決意をした様子ではなく、日常の状態だった。

実は騒ぎのもう一つの理由はTessが臨月間近の妊婦で、シングルマザーだったこともあった。今にも生まれてきそうな子供をおなかに抱えたまま、一切痕跡を消してしまった妹。いったい彼女はどこへ行ったのか?BeatriceとTessには実はもう一人弟がいた。弟は難病である嚢胞性線維症(CF症)(のうほうせいせんいしょう、Cystic Fibrosis)で6歳の時に苦しみながら死んでいた。それから二人の父親が去り、二人は全寮制の学校に行くことになるのだが、絆をますます強めていたのだった。シングルマザーになったTessのおなかの子供は弟tと同じCF症だった。そのため彼女は特別な遺伝子治療を受けていた。

Beatriceがまず疑ったのは、不倫相手で子供の父親である美術大学の教師。大学の同級生でTessに憧れ追い回していた大臣の息子。やがて知らなかった事実が次々と明らかにされていく。Beaticeは本当に妹のことを深く理解していたのか、そして自分自身をも理解しているのか。ついにBeatriceのもとに知らせがあったのは・・・

いやあ、最初の6,70ページまで読んで、あとはリゾートで読みました。しかし、さくさくとは読めるものではなかったので、てこずりました。常夏のプールサイドで寝そべって読む「冬のミステリー」涼しいのなんの。途中あまりにも重く感じたので、最後の90ページほどを残して実は別の本1冊読んでました。(wi-fi付のkindleって便利ですねえ。)だからリゾートで読んだ本は実は2冊。英語でもこうも違うかというぐらい差がありました。でも、飛行機とかの移動時はPBが軽いので帰りに時間あるたびにカバンから出して最後まで読みました。

この本は妹の失踪事件を姉が追うミステリー仕立てとなっていますが、私は半分文学作品みたいに感じました。なかなか深い。だから読み進みませんでした。扱う内容も「家族の絆」と「医療過誤」そして「先端医療」なので、その部分での単語は難しかったです。まず、ウィルスベクターやら、嚢胞性線維症(CF症)
(のうほうせいせんいしょう、Cystic Fibrosis)なんて、私の電子辞書にはもちろん載っていないので、想像しながら読みました。想像とあんまり違わなくてあとでちょっとほっとしました。

話は謎解きなんですが、それは表向きで、実は主人公が妹の事件の謎を追う過程で、家族と向き合い、自分と正面から向き合うという「自分探し」の話でもあるのではと感じながら読みました。たまに『どこまでが、ほんとの話なのだ?』といった不安感があったんですが、その感覚は決して自分の英語力不足による読み違いではなくて、作者の計算のもとに落とされた感覚だということが最後にわかります。そのへんがこの本の魅力かもしれません。

謎解きの面白さというよりも、もっと重いテーマが流れる作品です。やっぱり、エンタテイメントではなく、ロンドンという暗い冬の厚い雲のなかに閉ざされた雪の街でのある一人の女性の葛藤を描いた作品とでも言っておきましょうかね。

昨日夜遅くに帰宅し、先週のテストを採点してから朝から仕事に行っていました~。帰宅したら、今度はPTAの見回りの仕事。忘れてた~。で、今から子供の病院行ってきます。うーん、貧乏暇なし。

今日もきていただきありがとうございました。
実はホテルからブログ更新しようとしたんですが、ネットみるしかできなくてブロックされていました。残念。
コメントありがとうございました♪