英語読書日記32(耳読書No.22)The White Princess


実際はUSアマゾンのaudibleサイト
http://www.audible.com/pd?asin=B00CP7DXDWでunabridged版をダウンロードしました。

Author:Philippa Gregory
When:August 21st ~ August 28th 2013
Category: Historical fiction
Pages: 545 pages (19 hours and 5 minutes
)

Total recommends:★★★★★
Difficulty:
★★★☆☆
Story:★★★★☆
Can't-sleep-degree:★★★★☆
Romance-packed-degree:★★★☆☆
Adventure-packed -degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★☆


英語読書累計 13910 pages  

これの前にちょうど直前までの話にあたるお話、
The White Queen
The White Queen [ペーパーバック]これを聴いてからお話に入ったので、とても話が分かりやすかったです。ほんとはこの"The White Queen”が1巻で次に②"The Red Queen"③"The Lady of the Livers"
④"The Kingmaker's Daughter"の次にこの⑤"The White Princess"が来ます。写真貼るのやめときますね(笑)私は順番をかえて読んじゃってます。②”The Red Queen"、①”The White Queen"でこのお話。でもこの3冊、つながりが強い巻なので、わかりやすくなっちゃいました。今回の主人公の実母と義理の母の巻を読んでたからです。ややこしくてすみません。

すべて歴史上実在した女性のお話なんですが、ご本人たちにインタビューしたかのようにというか本人たちが語ってvividにお話が進む、進む。私はaudibleで聴いたから、本人に語られているかのように「ふむふむ」とテューダー朝に出張状態でした(笑)

当時の史実や実存している資料や、歴史学者の分かれる意見を著者なりに膨らましてフィクションに仕立て上げていく手法がかなり話を面白くしています。私はイギリス史が大好きなので、こういうのはワクワクして読んでしまうんですが、ちょっとでも歴史が好きならこれらのシリーズは引き込まれるんじゃないかなあ。フィクションだけど、史実から作り上げてるので、オーセンティックな雰囲気プンプン。タイムトラベルものとは一線を画しています。

このお姫様はプランタジネット朝最後の姫君の一人で、テューダー朝開祖者であるヘンリー7世のお妃になった人です。イギリス史でも一番有名な王であるヘンリー8世のママにあたる人です。でもヘンリー7世の前の王リチャード3世の愛人だったという設定です。それは初耳だったのでWikiると、愛人説は出てこなかったです。(日本語はかなりおおざっぱです。英語の方が詳細がわかる)その節があったかどうかはわからないけど、この愛人説と言い、この人の弟たちにあたるエドワード5世と、リチャード王子のエピソードといい、まことしやかに語られて特に王子が実は生きているというエピソードが最後まで軸となって話をぐいぐいひっぱります。

ヨーク家とランカスター家の王族同士が王位をめぐって争いあう有名な「ばら戦争」の一番最後の時期のお話なんですが、すごくややこしんですよね。いとこ同士が入り乱れて、親族の王権争いなんですが、一連の話を読んでものすごく詳しくなってしまいました。やっぱりキャラクターが生き生きを物語を突き動かしてくれると全然印象が違う。ものすごく話の上手な西洋史学の講義の生中継を聴いているようでした。

ヨークとランカスターはいまだに「犬猿の仲」とよく比喩されます。この間もランカスター出身の人が「ぼくの妻はヨーク出身なんだよねえ」と笑いながら言う裏にはこういう歴史が隠れているんです。

でも、やっぱり背景知識がないと難しい部分もあるのかもしれませんが、先にこういうのから入って行けば歴史が好きになるんじゃないかと私は思います。私の歴史好きはマンガからですしね(笑)西洋史を好きにさせてくれたのは森川久美とか、特に好きまではいかなくても、池田理代子もほとんど読みました。え?かなり古い?すみません。まんがの知識でもかなーり役に立つことを今証明してるような気がします。