Born a Crime

Author: Trevor Noah
Category: Biography
Length: 285 pages
 / 9hrs and 50mins / About 94240 words


Total recommends: 
★★
Difficulty: 
★★
Story:
★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.38(耳読書No.33)411冊目
お越しいただきありがとうございます。ファンタジーから打って変わって今度はめずらしくノンフィクション。これも面白くて3日で聴き終わってしまいました。なんと著者ご本人のナレーション。たまに訪問させていただくブログで見かけたのと、お友達も聴いて面白かったと言っていたので、聞くことにしました。これも大正解。

南アフリカ出身のコメディアンで、国で有名になった後にアメリカでも活躍している彼の南アフリカでの生い立ちが中心のノンフィクションです。アパルトヘイトがまたあった南アフリカで、アフリカ人の母とスイス人の父の間に生まれたトレバー。当時は異民族同士の結婚は犯罪とされていたので、「生まれが犯罪」という意味のなかなかすごいタイトルです。

結婚が許されていないというのは結構最近まであった話で、アメリカでも60年代に白人と黒人との結婚が認められていなかったというエピソードを扱った小説をこの間も聴きました。

WhiteでもBlackでもない彼はColored ( Coloured )とカテゴライズされて、幼少、少年時代を過ごします。かなり面白く読めるのですが、語られている内容はかなりつらい現実。さらっと語るところもすごいけど、それを笑いに持っていけるところが才能なんだろうなあと感心しました。聞きながらかなり大笑いしましたが、笑えない話もかなり多かったです。

ひとつひとつのエピソードが、笑うことも、びっくりすることも、すべて人生の教訓として彼が消化していくのが素晴らしいです。彼の生い立ちで、グレもせずに、人を大笑いさせながらも、人間味あふれるその人間性がすごいなと思いました。アパルトヘイトの矛盾を鋭く突いていて、感心しました。自分のアイデンティティを確立するのに苦労もしながらも自分自身を見失わない強さとしなやかさに拍手です。なんだかんだあったとしても、強い母の愛に育まれたのだということが作品からもうかがえます。

先にも書きましたが、これはトレバー・ノアご本人が読んでいて、朗読ではなくて、まるでそばで話をしてくれているかのような語り口。これも良かったです。すごく軽快です。ほんとに話が上手で、抑揚があって面白い。
英語はすごく聞きやすいと思います。なので、難易度を★二つにしてみました。私は南アフリカ人とは一度しか話したことがないのでなんとも言えないのですが、聞きやすいのではないかと思いました。

ノンフィクションに興味があるのなら、これはいいかも。ついでに南アフリカの現状も彼の目を通して学べます。

興味を持ったので彼がアメリカでホストを務めるThe Daily Show をちょっとのぞいてみました。。

結構弾丸トークです。アメリカのオバマケア始動したばかりなのになあ。ころころ変わって振り回されるのは国民ですからね。どこの国も同じなような。こちらの英語は報道番組でもあるので、かなり速く話していると思います。

でも、自叙伝のほうはもっとゆっくりで聴きやすいです。

やっぱりいろいろ学べて楽しいなあ。

読書っていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

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