Author: Andrew Mayne
Category: Mystery & Suspense
Category: Mystery & Suspense
Length: 380 pages / 117800 about words
Total recommends: ★★★★★
Difficulty: ★★★☆☆
Story:★★★★★
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★★★★
2017年英語読書日記No.69(耳読書No.57)442冊目
起こしいただきありがとうございます。 久々の更新です。実はこれの前に超大作を聴いていたんですが、途中でipodで聴けなくなるというトラブルが発生し、ituneじゃないと聴けなくなりました。のこすところあと2時間ほどなんですが、PCの前でじっとして聞けないので、こちらが先になりました。
発売前なのに、アマゾンのランキングに入っていて、すごい評価が高いので先行予約しました。作品を聴き始めたら、おもしろくって先に終わってしまいました。、これは、マイケル・クライトン、ダン・ブラウンなどの作品が大丈夫ならかなりお勧めです。ノンストップスリラーとも言えます。最後まですごい。
主人公Theoは生物学とコンピューターの両方の分野をかけ合わせたcomputational biologistという肩書を持った大学の若き教授。天才だが、人付き合いはあまり得意でない。
ある日、研究のサンプルを取るために滞在していたモーテルに警察がやってくる。「ドクターセオ?署までご同行いただけますか?」落ち着いた感じの捜査官に見せられたのは、一連の被害者の顔が特定できない殺人現場の写真。
セオが捜査官に聞く、「これは僕の知り合いだね」
彼の元教え子が殺されたのだった。しかし、すぐに襲ったとされる熊が射殺され、事件が解決に向かう。
たった一人、それを信じない人を残して。
テオは科学者としての頭脳と才能を駆使して本当の犯人を捜すことにした。
読ませますが、途中やっぱり長めなところはありました。これもダン・ブラウンほどじゃないけど、薀蓄っぽさがあります。でもfar-fetchedじゃない感じは科学的なという薀蓄なのでなんだか納得して、感心してしまいました。真偽のほどはよくわからないし(笑)そつのなさは素晴らしい。そして最後になればなるほど緊迫した状況を作っていくのはすごいとうなりました。
謎解きも一筋縄ではいかなくて、読ませます。犯人は動物なのか、人間なのか、宇宙人なのか、モンスターなのか、ほんとに翻弄されます。
主人公テオもアンチソーシャルと本人が語るのですが、描き方は案外そうじゃないです。オタクというより、不器用な一生懸命な人に聞こえました。
英語は難しくないと思います。謎解きなので難易度は★3つにしときました。
これは映画化されるんじゃないかというエンタメ度です。されると思うなあ。
作者も一風変わっています。すごい経歴の人ですねえ。
なんとイリュージョニスト。マルチタレントいうのはこういうことを言うんでしょうね。イル―ジョ二ストとして人を欺くのがうまいので、本でもかなりうまく欺かれます。すごいなあ。一つだけ文句をいうと主人公が何度も大けがをするのがやりすぎかなあと思いました。
殺人事件だけど、描き方が嫌味がなくて、あっさりしてて、なかなか爽やかなので、気に入りました。
ページーターナーです。お勧め!
やっぱり試験よりこっちのほうが好きだなあ。試験の準備が多少あったので、そうなると心がなえてくるのですが、こうやってまた栄養分とって生き生きした気分になります。今回はドキドキハラハラでした。最後までハラハラ。
ああ、物語っていいですねえ。
読んでいただきありがとうございました。
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