Length: 482 pages / 18 hrs and 9 mins / about 130000 words
Total recommends: ★★★★☆
Difficulty: ★★★☆☆
Story:★★★☆☆
Can't-sleep-degree:★★★★★
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆
Romance-packed-degree:★☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★☆☆
2017年英語読書日記No.71(耳読書No.59)444冊目
起こしいただきありがとうございます。また読書日記がたまってきたので早く書きたいです。今回も男性作家、ダン・ブラウンです。舞台はスペイン。
バルセロナやグラナダにはずっと行きたいと思っているので、これはと思って聴きました。この人の作品はまるで観光案内のようなので、結構旅を楽しんでいる私です。ダ・ヴィンチコードの時はたくさんのアメリカ人観光客が押し寄せたと聞いたことがあります。確かに読んでたらゆかりの場所に行きたくなりますよね。予習になりますように。いつか行きたいです。
この作品は種の起源と未来がテーマ。無神論者の億万長者がIT知能を開発して宗教に挑むのですが、足元をすくわれるっていうお話です。読んだ人はこの意味がわかります。その億万長者を教え子に持つハーバードの象徴学の権威?(実際はないそうです)ロバート・ラングドンが大活躍するといういつものパターンです。
でも、いつものパターンだからこそけっこう安心して読んだのは私だけじゃないと思います。読んでてすぐに結末がわかってしまうのもご愛嬌。私も最初からこうなるだろうと思いながらでした。それでも面白いと思いました。
ダーウィン以来の大発見ともったいをつけて、最後までそれをひっぱるのですが、ふたを開けてみると「なんだ」とちょっとなりました。でも、国によっては無神論、科学的な根拠を示すのはご法度でもあるので、この「なんだ」という反応は日本ではあってもそうでないところもあると思います。ダーウィンの進化論を教えない国もあるわけですから。
さすがにお年になってきたのか、美女が出てきても恋愛に絡まなくなってきてかえっていいと思います。
この作品はほんの少しだけ他の国も出てきますが、ほとんどがスペイン国内が舞台です。なのでいつもよりスケールは大きくは感じませんでした。
これを読んだ後、BBCのサイトを見ていて、この作品に関してのダン・ブラウンのインタビューを見つけたんですが、そこでは無神論者的な作品を書く経緯を語っていて、興味深く見たのですが、それは見つけることができませんでした。
下のインタビューはアメリカのもので、アメリカだからか、もっと柔らかい感じです。ついでにお話のアウトラインもわかるので、貼っておきます。
ダン・ブラウンの英語はわかりやすい方だと思います。これは英語字幕も出せるみたいです。スペイン好きそうですね。
このOriginの作品自体も英語はわかりやすい方です。ナレーションも速くなかったです。
エンタメとして完成度された感のある作家さんなので、多読にはお勧めです。
さて、男性作家のエンタメがつづいたので、お次は女性作家のクラッシックを聴き終わったところです。やっと追いついてきました。
読んでいただきありがとうございました。
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