Author: A.G.Riddle
Category: Fiction
Length: 696pages / 18 hrs and 52 mins / about 215,760 words
Total recommends: ★★★☆☆
Difficulty: ★★★☆☆
Story:★★★☆☆
Can't-sleep-degree:★★★☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Romance-packed-degree:☆☆☆☆☆
Mystery-packed-degree:★★★☆☆
2017年英語読書日記No.73(耳読書No.61)446冊目
起こしいただきありがとうございます。クラッシックの後は、打って変わって映画のようなドラマのようなエンタメ聴いてみました。
アフリカのケニアで起こった正体不明の伝染病のパニックものです。エボラ出血熱の記憶が浅いので、きいているとなかなかリアルでコワいなあと思いながら聴き始めました。そこに派遣されるアメリカ人の主人公の女性医師ペイトン。そして遠いヨーロッパのドイツで、もう一人の主人公デズモンドがホテルで目が覚めたとき、部屋で見つけたのは、床に横たわった死体だった。恐ろしいことに、彼にはそれまでの記憶が一切なかった。自分が書いた「彼女に警告しろ」と電話番号と一緒にメモだけが残っていた。電話はペイトンの自宅の電話番号だった。
とまあ、見たことある映画がここまでで数本思い浮かぶようなストーリー。舞台がアフリカ、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアと規模も大きく、まるで映画を観ているかのような展開。
この作品19時間近くある長編なんですが、半分ぐらいで、私は「早く終わってくれ」と思いながら最後までこぎつけました。
面白いんですが、どうも映画やドラマの二番煎じのような感覚が最後まで振り落とせなかったのと、
ぶっちゃけ、「なんで地球の存亡が数家族の内輪もめで決まるんだ?」という展開です。あかんやろそれ。陰謀もなんだか胡散臭い。
アメリカアマゾンでは★5つ近く、コメントもものすごく多い作品だったんですが、私には響きませんでした。ドラマでありそうな、「これでもか展開」が私にはついて行けません。かえって安っぽい。取って付けた感が強すぎです。あきらかに見え見えの実はこうだった、というどんでん返しがしつこいなあと感じました。半分ぐらいまではなかなかいけてたんですがね。
ほら、よくドラマが好評だったので、次のシーズンが始まったというドラマは、とってつけた感が強い。あれです。あれを地でいっている感じです。いちおういろいろ工夫は感じられたので★3つあげる。あ、厳しめですみません。
英語はわかりやすいアメリカ人男性のナレーションです。舞台があちこち変わるのと、回想シーンがやたら多いので、わかりにくい部分もあるかもしれません。
伝染病ものなので、たくさん類語が学べるのはいいかも。pandemic, epidemic,contangion,plague ほかにまだあるかなあ。
Xファイル、アウトブレイク、コンテンジョン(ソダーバーグ監督引退して間もないけど復帰したんですねえ)ボーンシリーズ、とか他にもたくさん思い出したのですが、忘れました。それらが好きなら大丈夫かも。
このところ、こちらのブログにもコメントをいただけるようになって嬉しく思っています。ありがとうございます。audiobook歴10年の方がコメントをくださいました。すごーい!私はaudibleを始めてこの冬で丸6年です。知り合いの方でやっぱりおそらく10年ぐらいaudiobookを楽しまれている方にいろいろ教えていただいて今に至ります。
さて、お次はまた打って変わってロマンスです。
読んでいただきありがとうございました。
個別にお返事できない非公開としてコメント欄をつけさせていただいています。カウントは常に(0)ですが、ちゃんと届いています。いただいたコメントはいつも感謝と共に大事に読ませていただいています。ご了承ください。

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