Take Me with You

Author: Catherine Ryan Hyde
Category: Fiction
Length:  363 pages  /  about 89,000 words

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Story:
Can't-sleep-degree:
Romance-packed-degree:
Mystery-packed-degree:

2017年英語読書日記No.77
(目読書No.13)450冊目
お越しいただきありがとうございます。

一人息子を妻のせいで亡くした高校の理科の先生をしているオーガスト。息子の弔いのために愛犬と共にキャンピングカーで旅を始めた彼だが、車の調子が悪くなり、見つけた車の修理工に駆け込むことになった。

そこで、修理工の息子たちセスとヘンリーに出会う。修理工は微罪で刑務所に夏の間収監されることになっていたため、息子たちを連れて行ってくれないかと頼まれる。

そこから12歳と7歳の少年を連れた夏の旅が始まった。彼にとって二度と忘れることのない夏。


この著者の作品は結構たくさん読んでいます。どの作品も高い評価で、どれも読んでよかったと思わせてくれる作品を書き続けている人です。audibleがなかったので、目で読むことにしました。

どのお話も、最初は何の接点もない赤の他人。でもちょっとしたきっかけで、人生を左右するような関係になる、心にいろいろなつらい思いを抱えながらも、懸命に生きようとする人たちの人生の数ページを垣間見るような良さがあります。

読み進むうちに登場人物がみな幸せになってくれたらと願いながら読める物語っていいと思いませんか?ラストでも、これからまたいろんな困難があるだろうけど、少しの幸せを手に入れられたんじゃないかなあとちょっとほろ苦さを残して終わったりするんです。地味だけど、じわじわくるんです。

おぼろげですが、私が小さなとき、おそらくこの作品の登場人物の弟の7歳のHenryと同じぐらいだったと思います。 母が働いていたのもあって、お休みのたびに県をいくつもまたいだ遠い親戚の家に何週間もお世話になっていた時期があります。そのときにとっても可愛がってくれた叔父が特急に小さな私を一人で電車に乗せるのはかわいそうだと一緒に家までついてきてくれました。

叔父がとんぼ返りで遠い道のりを帰っていったときに、別れるのが悲しくて悲しくて号泣しながら追いかけたことを思い出しました。そしたら、叔父がまた戻ってきてくれて、しばらく一緒にいてくれました。

そのこと自体は叔父もすっかり忘れているようですが、読んでいて、泣きながら追いかけた坂道の風景が浮かびました。

そういう切なさを思い出させてくれるような物語でした。そういう気持ちをわかせてくれるこの著者の作品たち。国が違っても、思う心、感じるこころ、子供たち、大人たちの切なさは同じなんだと思えた時、

きっと物語が生きたときなのですね。そして人に優しさを与える時なのかなと思います。

私のブログも読まれた時に、誰かの気持ちに寄り添えた時に、生命が宿るのではないのだろうかと思いながらずっと綴り続けています。こんな拙ブログでも、下手な文でも、読みに来てくださる方を思って。

本に出合う旅を初めて、これできりのいい450冊目です。うれしいなあ。

英語で本を読んで感動したいがために、英語を勉強できる幸せも感じています。テストのためじゃなくて、物語をもっと深く知りたくて、辞書を引くために立ち止まらずに英語を追えるようにと英語を勉強できることに幸せを感じます。

まだまだ道半ばで、偉そうに言える立場ではありませんが、

多くの方がこんな気持ちになってくれたらなあと思いながらブログを書いています。日本語でも、英語でも心が柔らかくなる本に出合って、疲れたこころが癒される、そして周りの人にやさしくなれる自分に出会う。

ああ、ものがたりっていいですねえ。

読んでいただきありがとうございました。

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